ちいさな桜に

| 2018.02.19 Monday

この時期、小さな桜の切り花を見つけると、つい求めてしまう。
変わらない大好きなもの





一夜明けたら、蕾が次々に開いていた。
一本の枝の中に、蕾あり、咲き始めあり、
濃いピンク、優しいピンク、淡いピンク
初々しいその姿
うっとりしながら、いろいろな角度から眺めていた。

ふと、香りはするのだろうか・・・?
鼻を近づけてみた。
!!
香りがした。
まるでさくらんぼのお酒みたい。
洋酒入りのさくらんぼのシロップ漬けが浮かんだ。
かすかな甘い香りは、開いてすぐの花からだった。




もっと近づいて・・・と構えたら、近づきすぎてピントが合わなくなった。
全く合わなくなった桜は、その姿も見えず。
なんだか光に消えたようだった。





写真を撮っているわずかな間に、花が開いていく。
蕾が丸みをおびて、ふんわりほどけるよう。

小さな桜
仲間たちとは華やかに。
一人の横顔はまた違う顔
見つめていると物語が始まるようでもあり・・・
桜には、桜の世界があるなんだな。






ひかり

| 2018.01.26 Friday



熱田神宮
高い鳥居を見上げると、いつも清々しい気持ちになる。
何度も何度も歩いた道
澄んだ空気のせいか、今日は目に映るものが新しく感じる。

見上げるとつららが。
青空に映えて美しいな。





溶けてポトポトとはじく水滴
光に当たりきれいだな・・・
光の姿も見えてくる。





四季桜が咲いていた。
枝には枯れて落ちた松葉がぶら下がっている。
ゆらゆらと風に揺れる姿が、かんざしの様に見えた。





帰り道、美しい木漏れ日にカメラを向けた。
また光の姿が見えてくる。
撮った写真を見てハッとした。

ふり注ぐ光は虹のようだった。
羽根のようでもあり。
五色の帯のようでもあった。






器の幸せ

| 2018.01.20 Saturday

もう何年、その食器棚に入っていたのだろうか。
実家から貰ってきた沢山の器たち

中には懐かしいお皿もあった。
不思議とその姿を見ると、当時の食卓が浮かんでくる。
少し深みのある楕円のお皿
赤い花柄がまわりを彩る。
そのお皿には、誕生日やクリスマスに華やかなおかずが盛られていた。





お皿にグラスにお鍋などなど、
そのほとんどは、ちょうど器を望む友人宅へ移って行った。
食器たちも、久しぶりに明るい光を浴びたんだろうな・・・
器を整えながら、まるで第2の人生へ送り出すようだと思った。

「頂いた鉄鍋で、すき焼きを作りました。」
数日後、友人から嬉しいメールが届いた。
温かな食卓が浮かぶ。
きっとお鍋も喜んでいると思う。





手元に残した想い出のお皿
赤い花が、今は新鮮に映る。

これから何をのせていこうかな。


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