愛媛県から高知県を流れる、仁淀川(によどがわ)
その美しく神秘的な青
それは「仁淀ブルー」と呼ばれて・・・
和紙に表現された、仁淀ブルー
この秋に高知県いの町で開催される合同展がご縁で、届いた和紙
「仁淀ブルーの和紙」
これから3人の作家が、それぞれこの和紙を作品へと表現していく・・・。
いろいろな青
いろいろな表情
流れる青
穏やかな青
粋な青
ずっと見つめていたい青・・・
水の色、空の色・・・青
また青は、自然では稀な色でもあり、
和紙スイーツにとっても、初めての色・・・青
一枚づつ表情豊かな仁淀ブルー
触れてみたり、揉んでみたり、ちぎってみたり・・・
涼しげな青も、和紙になると温かみを感じて
しばらく和紙と向き合いながら・・・
和紙になった仁淀ブルー
次はどんな形へと、生まれていくのかな・・・。
11/2(土)~11/24(日) 紙逢わせ(しあわせ)展
和紙になった「仁淀ブルー」
| 2013.09.27 Friday
花のところへ
| 2013.09.10 Tuesday
いつの間にか咲いていたミニ薔薇。
蕾にも気づかないまま。
庭の片隅にあった鉢も、花が咲いたとたん、急に場所を変えたり、向きを変えたり。
花がよく見えるようにと・・・
そんな時、祖母のことを思い出し、
慌てて元に戻すこと、しばしば・・・
祖母との想い出は、日々のこと。
たくさんの何気ないこと。
それはだんだんと色濃くなり、
時々作品の背景になっていく・・・・・・
花が大好きだった祖母。
小さな庭に並べた鉢植えを眺めるのが、祖母の楽しみ。
ある時、鉢の一つにきれいな花が咲いて・・・
祖母の部屋からよく見えるようにと、叔母が鉢の向きを変えました。
次の日、なぜかその鉢は元の向きに。
もう一度、見えるようにと向きを変えると、また元に戻っている。
不思議に思った叔母が、祖母に尋ねると、
「花には、花の好きな向きがあるから」・・・と。
せっかくきれいに咲いた花が、ここから見えないよ・・・と叔母が伝えると、
「花が見たい時は、自分が花のところへ行って見ればいいんだよ。」・・・と。
日々の何気ないこと。
祖母との小さな思い出
大切な想い出
花のところへ
大切な想いを、小さな作品に込めながら・・・