その人のショコラ時計

| 2018.04.18 Wednesday

ショコラ時計のご注文
桜の声を聞きながら ・・・・・・

どんなショコラにしようかな。
その人に、どんな時計が似合うかな。
暖かな春の色が浮かぶ ・・・



台紙に選んだのは、ピンクの模様に糸が遊ぶ和紙
小原和紙工芸作家の加納登茂美・恒氏のデザイン和紙
華やかで優しい和紙
動きもあって楽しいな。

金色の和紙を紐にして、イニシャルをのせる。
くるくる踊る糸の動きと重ねてみよう。


その人の好きなものを浮かべてみる。
何の形をショコラにのせようかな・・・
ずっと続けている趣味のピアノ
音符を模様に
五線譜をイメージした5本の線を側面に入れる。
喜んでもらえるかな。





一つまた一つと作っていく。
桜の花が咲き始める。
一つ、また一つとショコラが増えていく。

ピンクのぼかし
くるくる踊る糸の線
どの位置にどのショコラが似合うかな。
おやつの3時はどれにしようかな。
音符のショコラは何時が似合うのかな。





桜が満開になり、お花見をした。
暖かな春の日、夕暮れまで桜を見た。
少しオレンジがかった桜色が、作品と重なるようだった。
桜が舞う頃、ショコラ時計ができあがった。







しばらくして作品をお届けした。
とても喜んで下さった。
時計をピアノの上にかける。
針が動き、作品も呼吸をし始めるよう。
時計に聴かせたいからと、ピアノを弾いて下さった。

おしゃべりしながら、時計を眺める。
不思議とその時計はずっと前からそこにあるようだった。

夕暮れの桜色をしたショコラ時計
その人のショコラ時計


春のかたち

| 2018.03.26 Monday




早い今年の桜
優しく美しい春の姿
この春、10年を想う。

初個展を機に、お客様からの声で始まった紙の温度さんでの「和紙スイーツ教室」
季節ごとの1日教室
おかげ様でこの春、まる10年になった。





1回1回、1年1年
振り返れば早いように感じるけれど、10年って長い。
試行錯誤の歩みの中に、
少しずつ目指すかたちが見えてきて、
今は季節の花を飾るように、お菓子で日々を彩っていけたらいいなと思う。

10年間、通って下さる方
その年の展示を見て来て下さった方
ご友人に誘われて
今日初めて参加される方・・・
本当にたくさんの方と重ねた1日教室





この春の作品は、なじみ深い「春の和菓子」
春の絵柄をじょうよにうつす。
初心に帰りながら、楽しみながら・・・
つくしにわらび
タンポポにちょうちょ、春霞
本当に個性豊か。
その表情に、いつもいつも感動する。
それぞれの春のかたち

できあがる頃になると「美味しそう」、「美味しそう」と声が聞こえてくる。
「美味しそう」というその顔が、その笑顔がなんともいいな。嬉しいな。
10年記念の教室は、温かく和やかに過ぎていった。


しばらくして一通のお便りを頂いた。
紙で折られた春のかたち
つくしの頭はなんとも細かい格子状
そこにかけられた時間を想う。





初個展でお教室をと希望して下さった。
その方からのお便りに、10年を想う。


3年目の春に

| 2018.03.09 Friday

広い中庭を抜けた先にある、中央ライフカレッジさん
月1回の和紙スイーツ定期教室
毎月同じ道を歩き、同じ場所へ行く。
巡る季節を感じながらの大好きな時間



3月のテーマは「春」
今日はもう3回目の春
「スプリング・カクテル」
花びら舞う春色のスイーツ作品





華やかなカクテルを作ったら、金の和紙でラインを描く。
くるりくるりと、触れる度に変わっていく姿
それぞれが描く線
自由なライン








ラインが決まったら、花びらをつけていく。
何色にしようか。
どこにつけようか。
どれだけつけようか・・・





考えながら悩みながら、静かな時間が流れていく。
おしゃべりも楽しいけれど、夢中になれる時間もいいな。

制作中、机の上には春色の和紙が点在する。
その様子もまた愛おしい。





それぞれのスプリング・カクテル
次第にその人の色が形になり、甘く優しい作品ができていく・・・。





教室を終え、冷たい風の中にも春色の余韻が残る。
いつもの桜並木を歩く。
この月のこの姿

枝にはまだ固いながらも蕾がたくさんついていた。
あと少ししたら、この枝も春色に染まっていくんだな・・・

中央ライフカレッジ・和紙スイーツ定期教室


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