「私も作品に和紙を使っています。」
・・・4年前の春、初めて出逢った展示会場で、交わした会話の始まりは和紙でした。
光の切り絵作家・酒井敦美さんの作品展。
~春の灯だまり展~
風に春の暖かさを感じるようになった春分の日、展示会場もまた暖かな春のようでした・・・。
会場に入ると、優しい桜がお出迎え・・・。
桜の色は、心も優しく染めてくれるようです。
柔らかな光を放つ作品は、光と和紙と温かな想いが何層にも重なり合って・・・。
4年前の春、1人で訪れた彼女の作品展。
今日は同じ場所で、アートを通してご縁が広がったたくさんの方々と、温かな会話を交わしました。
人との出逢いは、本当に豊かで素晴らしい・・・。
木々が芽吹き、桜のつぼみ膨らむこの時期は何か新しいことが始まるよう・・・・。
もしかしたら、まだまだこれから笑顔広がる出逢いがあるのかも。
そんな豊かな想いを感じつつ、ひとつひとつの作品を眺め、
自分もまた新しい始まりを見つめているのかな・・・。
温かな入口をくぐると、それぞれの春が待っているようです。
~3/25(日)まで
酒井敦美さん・光の切り絵 ~春の灯だまり展 ~