タケノコ、ベーグル、モッコウバラ

| 2018.04.12 Thursday

庭にあるモッコウバラ
この時期、やさしい黄色の花をつける。

あともう1日もすれば花開くだろうか。
ふくらむ蕾を枝ごと切った。
花瓶の中で咲いてくれるのを願って・・・





「今朝、掘ってきたタケノコ」
「ベーグルを甘いのと甘くないのを1つずつ」
2人の友人から嬉しい頂きものをした。
タケノコ、ベーグル、モッコウバラ
それぞれが身近にあるもの。
それぞれに贈り合う。


夕方、ベーグルをくれた友人からメールが届く。
「お花の枝を切って大小いろんな花瓶に飾りました。
今から筍のアク抜きをします。」
同じころ、私もキッチンで筍入りのお鍋がグツグツと・・・

タケノコ、ベーグル、モッコウバラ
同じものを持って、相手を浮かべる。
何ともほんわかした気持ちになる。





ほんの少し膨らんだかな。
花もほんわか開くといいな。


春のかたち

| 2018.03.26 Monday




早い今年の桜
優しく美しい春の姿
この春、10年を想う。

初個展を機に、お客様からの声で始まった紙の温度さんでの「和紙スイーツ教室」
季節ごとの1日教室
おかげ様でこの春、まる10年になった。





1回1回、1年1年
振り返れば早いように感じるけれど、10年って長い。
試行錯誤の歩みの中に、
少しずつ目指すかたちが見えてきて、
今は季節の花を飾るように、お菓子で日々を彩っていけたらいいなと思う。

10年間、通って下さる方
その年の展示を見て来て下さった方
ご友人に誘われて
今日初めて参加される方・・・
本当にたくさんの方と重ねた1日教室





この春の作品は、なじみ深い「春の和菓子」
春の絵柄をじょうよにうつす。
初心に帰りながら、楽しみながら・・・
つくしにわらび
タンポポにちょうちょ、春霞
本当に個性豊か。
その表情に、いつもいつも感動する。
それぞれの春のかたち

できあがる頃になると「美味しそう」、「美味しそう」と声が聞こえてくる。
「美味しそう」というその顔が、その笑顔がなんともいいな。嬉しいな。
10年記念の教室は、温かく和やかに過ぎていった。


しばらくして一通のお便りを頂いた。
紙で折られた春のかたち
つくしの頭はなんとも細かい格子状
そこにかけられた時間を想う。





初個展でお教室をと希望して下さった。
その方からのお便りに、10年を想う。


物語りの水玉

| 2018.03.19 Monday

日々食卓で使うたくさんの器
中でも毎日使うご飯茶碗
一番使い、手にして食べる器
その器を大好きな人に作ってもらえたら、どんなに豊かだろう・・・


陶芸家、藤平三穂さん。
出逢いは5年前の神戸展
栗太郎の椅子を作って頂いた。
その後もご縁が続き、今年の栗太郎展での試みにお互いワクワクしている。

そんな温かなお付合いの中、お願いしたペアのご飯茶碗。
春に届いたその器
愛らしいおそろいの水玉模様
それは今までにないお茶碗だった。





お茶碗には、一つづつ題名と物語りがあった。
大きい器は「雨あがり」

度々ご一緒した京都
3人の日は、なぜかいつも雨・・・
雨男なる呼び名が定着しつつある中、ついに快晴の京都

「雨あがって水たまりになりました。」
物語りの水玉
水の色
水の形
水玉
水玉模様は、小さいお茶碗へと続いていく。



逆さに置いた形も、まあるく愛らしい。
お茶碗以外のものにも見えてくるよう。
水たまりはだんだん小さくなり、
水色はだんだん青になっていく。
物語りの水玉・・・・・・





昨年秋の京都
散策の途中、大好きな紫式部の実があった。
その景色が美しく、私は夢中で写真を撮っていた。
触れ合い重ねた時間を想う。
物語りの水玉は、赤みを帯びてお茶碗の内側へと続いていく・・・





小さいお茶碗の題名は「紫式部」
重ねた時間が形になる。
毎日使う器になって。


陶芸家 藤平三穂さん
http://fujihiramiho.com/


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