和菓子と和紙と

| 2015.02.16 Monday

美しく愛らしい和菓子
小さな姿に大きな世界を秘めたそのお菓子
作品を作る度、その世界を調べるほどに、ますます引き込まれるよう・・・


桜ひとつにそれぞれの意匠
花一輪、花びら一枚、大きな山や景色まで・・・
想いの詰まったその姿


和菓子と和紙は良く似合う
奥深く、繊細な和菓子
日本人の感性ならではなんだろうな
だから日本の紙が合うのだと、そんな単純なことに今さらながら気づいてみたり・・・





和紙で作る小さな和菓子
この春予定の1日教室
いろいろ想い、デザインを考えていった。

早蕨、つくし、菜の花、桜・・・
それはいつからいつまで良いのだろう。
いつから次の季節へ移るのだろう。
春への想い
移りゆく季節への想い

透けるほどに薄い和紙
重ねたり、よって紐にしてみたり・・・
ねじったり、ちぎったり
どんな姿も美しく、なんでもいいよとこたえてくれる。





春色の和紙で、甘い姿の季節を飾る。
和紙っていいな。
和菓子って素敵だな。

和紙と季節と・・・楽しんで頂けるといいな。

春の和紙スイーツ1日教室ご案内


小さくて大きくて

| 2015.02.08 Sunday

昨年10月の個展で頂いた胡蝶蘭
もう何か月も美しい姿だった。
それでも時と共に少しづつしおれてゆき・・・・・・

・・・終わることはあっても、始まることがあるなんて。
気づくと先端に、新たに生れた小さな蕾ができていた。
開くのかな・・・

次第に少しずつ大きくなった。
ふんわりと少しづつ開いていった。









胡蝶蘭に、こんなギザギザの部分があった?
初めて気づく形

その奥に見える色、形
ひとつひとつ小さいけれど、それぞれの世界があるんだな・・・





他の枝に、また小さな蕾ができていた。
開くのかな。



こんな小さな中に、大きな世界を秘めているんだね。



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