地下鉄を降りて、長い地下道を歩く。
時々通る道
その入口で、なぜか急に今までのことに想いめぐらせた。
好きなことを続けてこられて
好きなことでたくさんの方に出逢えて
本当に幸せなことだと。
地下道にあるお店を眺めながら歩く
ぼんやりと思いめぐらせながら・・・
ドン!
人とぶつかった。
お互いに同じタイミングで、「すみません!ごめんなさい!」と同じことを言った。
一瞬笑顔を交わす。
ぶつかったのに何だか嬉しい気持ちになった。
地上に出る。
今は葉も花もなく、枝の形がよく見える。
何の木だったかな。
たしか桜も数本あったような・・・
用事を済ませ、また同じ道を戻る。
空もきれいだし、帰りは久しぶりに地上を歩く。
違う道はいつもと景色も違う。
小さな発見がいっぱい。
違う道を歩くのはいいな。
しばらく歩き、地下に降りる。
明るいところから急に真っ暗な階段
降り始めると、上がって来た方が自然に進路を譲って下さった。
地下道入口にある飲食店は、行きと同じように混んでいた。
改札をくぐり地下鉄を待つ。
短い時間の往復だったけれど、何だか小さな旅をしてきたようだった。
想いめぐらせた日常
道
| 2019.01.30 Wednesday
折形~節分~
| 2019.01.29 Tuesday
折形(おりがた)
良い人間関係を作るために
金品を贈る時、和紙で品物を包むー
礼の気持ちを表した日本古来のたいへん美しい文化
昨年から習う機会を持ち、その想いに触れては毎回感動している。
今月は「節分」の折形
習ったものを自宅でも折ってみる。
和紙を折るごとにできるその陰影もまた美しい。
一枚の平面の紙が、折ることで形になっていく。
立てて飾ることもできる。
実用でもある。
美しいデザインでもある。
すごいことだなぁ・・・と思う。
赤い鬼と白い鬼
中に包むのはもちろん豆
小さなサイズでいくつか折ってみた。
そこに小袋サイズの豆を入れる。
ちょっとぷっくりしているけれど、それもご愛嬌
ヒイラギも添えてみる。
これから家族や友人に贈ろうと思う。
季節の小さな贈り物
贈る側も嬉しい気持になってくる。
紙と季節と贈り物
きっと大好きなことなのだと思う。
和紙スイーツカラー(3)(4)ビターショコラ&ミルクショコラ
| 2019.01.24 Thursday
バレンタインを前にショコラが華やぐ頃
ビター、スイート、ミルクなど、ショコラの色は様々な茶色
色幅の広い典具帖紙の茶色
いつも苦労しながらショコラ色を探し、合わせていた。
濃い茶色はビターショコラ、明るい茶色はミルクショコラ
和紙スイーツカラーに2つのショコラ色を染めて頂いた。
透けるほど薄い和紙は、その2色を重ねるとまた違った茶色ができてくる。
ビターを2枚にミルクを2枚
ビターを3枚にミルクを1枚
その組わせ方で、生まれるいろいろな茶色
重ねながら、好きなショコラの色を探る。
楽しく、悩ましく。
今度の1日教室でも、この色作りをお楽しみ頂く。
味を重ねながらのショコラ色
どんなショコラが生まれてくるのかな。
和紙スイーツ1日教室「バレンタイン・ショコラ」