カレンダー展(5)印刷

| 2017.10.22 Sunday

「今年もまたお願いします。」
「はい、お待ちしています。」

カレンダー制作の始まる同じ時期、同じ方へ電話で一報する。
印刷会社さんとの、シンプルな会話

この会話もまた10年目
「今年で10年目になるんです。」と、最後に付け加えた。
初めての余談でもあった。
日々膨大な数の印刷の中、伝えるまでもないけれど・・・と思いながら。

すると、「そうですか!実は私共も、毎年倉さんのカレンダーを楽しみにしているんですよ。」と。
・・・・・・驚いた。
そして、とても嬉しかった。



今年も印刷されたカレンダーが届いた。
箱を開けるときは、いつもワクワク、ドキドキ。

10年前、「ここは色がとてもきれいだから」と紹介してもらったオノウエ印刷さん
今年は10年を記念して、裏面に名前を記載させて頂いた。





写真の色、データの色、本印刷の色・・・
1枚1枚、手に取りながら仕上がりを確かめる。
全て見終わり、今年もまた嬉しい気持ちになる。



CDケースに入った小さなカレンダー
たくさんの方に支えられて、
大切な10年目のカレンダーが、できあがった。


色づく時

| 2017.10.16 Monday

ひと月1回の和紙スイーツ教室
毎月歩く同じ道
毎月移ろう季節の道

足元に色づいた落ち葉
もうそんな季節なんだ。
赤、橙、黄色、緑、茶色・・・それぞれが混じり合う色
きれいだな・・・思わず手に取る。
人数分拾っていこう。





教室の入り口にも、こんな大きな木が。
見上げてみる。
色づき初め、地面には落ち葉も。


今日の作品は、アップルパイとチョコケーキ
落ち葉と一緒に並べて見る。
色づく小路に遊ぶよう。





3年目の秋
穏やかに続いた時間
重ねた時もまた色づくように・・・


カレンダー展(4)デザイン

| 2017.10.04 Wednesday

和紙スイーツカレンダー
表紙と裏、12か月にプロフィール
毎年15枚のデザインを作って頂いている。





最初の頃は、作品と暦が分かれていてた。
月毎のカラーバリエーションや、次の月の絵柄が続いたり、作品の一部がワンポイントになっていたり・・・
毎年の変化が楽しかった。








最近では、作品を全面に使って頂いている。
未熟な写真が美しく補正され、ハッとするトリミングに感動することもしばしば。





反面、写真に直接暦をのせるため、苦労もいろいろ。
暦の位置、文字の色、祝日の色・・・
「この色が、作品と重なって読みづらい。でもトリミングはこのままで!」

などなど勝手な意見を伝えつつ、やりとりを重ねる。
根気よく付き合って下さり、本当に有難く思う。
おかげで今年もまたカレンダーの形になる。


来年の10月は、この作品
どんなトリミングになって、どこに暦がのるのかな。





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