「マジックみたい・・・。」
平面の和紙が、1本のひもに変わっていく姿を見て、女の子がそっとつぶやいた。
デモの後、その女の子もまたスルスルと、美しい1本のひもを作っていた。
初めて触れる紙
知らない紙
短い時間の中で、その紙の良さをちゃんと感じてる。
小さな心に、なんて豊かな世界があるのだろう・・・
「厚い紙をクシャクシャしていると、薄い紙になる。」
・・・変わっていく様子を、手がちゃんと感じているんだね。
見本にはないデザインが、たくさんたくさん生まれた親子教室
毎回、驚きと感動の連続だった。
まっすぐな気持ちが、まっすぐに形に表われるのだろうか。
私も昔は子どもだったのになぁ・・・と羨ましくなる。
「来年もまた作りたい!」
そんな嬉しい声もたくさん頂いて・・・
来年もまた会えるかな。
小さな手は、少し大きくなっているのかな。