色と形と紙と

| 2011.11.01 Tuesday

「なんてきれいな紙なんだろう・・・。」





何度出逢っても、そう感じる美しい紙。
透けるほどに薄い和紙「典具帖紙」(てんぐじょうし)。

白、黄色、オレンジ、赤・・・。
薄い和紙が重なり、柔らかに溶け合う色。


DSC_4622.jpg


和紙を1枚に広げて、手でそっと握ると全く別の表情に・・・。
保たれる形。
そこに現れる色。


和紙を切り取り、重ねながらパーツ作り。
一つづつ異なる色。
色の楽しみ。


DSC_3630rogo.jpg


くり抜いたり、紐状にして飾ったり、紙を曲げたり・・・。
いろいろな形。
形の楽しみ。


DSC_4368KNM7rogo.jpg


色と形と紙と。

創作の楽しみ・・・。

創造はモノクロの世界から

| 2011.10.24 Monday

数年前、新聞の取材を受けた時のことです。

掲載用の作品写真にと、カラフルなクッキーがたくさん並んだ作品を撮影して頂きました。
作品について尋ねられ、和紙での色表現の楽しさや、微妙な色合いが生れる面白さを夢中
で話しました。
すると記者の方が申し訳なさそうに、「今回の掲載写真は白黒なんです・・・。」と。
・・・思わず笑ってしまいました。

数日後、掲載して頂いた白黒写真を見て、ハッとしました。
私の創作の楽しさは、「形から始まるんだ・・・」と。
「この形は和紙で表現すると、どうなるのだろう・・・。」
お菓子を見つめながら、それを考えるところが創作の楽しさなのだと。


只今、ドーナツをいろいろ制作中。
もちろん美味しそうな焼き色、カラフルな色もまた大きな魅力です。
が、今回は形を表現したくて、実際のドーナツをよくよく観察。


DSC_3871モノクロ新聞.jpg


ねじりのドーナツ。
角がしっかりして、中央に割れ目のある平らなドーナツ。
小さな丸がつながったドーナツ。

それぞれの形。
それぞれの特徴。

ねじりながら、しなやかに丸くするにはどうしたらいいのかな・・・。
中央のくぼみ、平らな形はどんな表現だろう。
小さな丸のつなぎ目は、少しくっついて雪ダルマみたい・・・。


DSC_3912モノクロ新聞M7rogo.jpg


「こうすると、この表現ができる。」という、発見の楽しさ。
和紙のしなやかさを楽しみながら、一つづつ形にしています。
ちょっとした加減で、同じ形も作る度に違う表情に。
それもまた手作りの良さかな・・・。


くるりと丸いドーナツ。
ねじりのドーナツ。
クリームをのぞかせたドーナツ・・・などなど。

今度の教室でも、いろいろな形をお楽しみ頂く予定です。


和紙スイーツ1日教室「ミニドーナツ」

ファイバークラフト

| 2011.10.12 Wednesday





このお花、紙で出来ています。

「ファイバークラフト紙」
水で濡らすと柔らかくなり、乾くと硬くなる不思議な紙です。
最近、講座を受けてその面白さに感激しました。


お花の形にファイバークラフト紙を切り、好みの色に染めて、直接手で形作っていきます。
染めている様子は、透明な液に花が浮かんでゼリーのよう・・・。


DSCN1256KN.jpg


それぞれの色に染まり、それぞれの花になってゆく。
一緒に受講している方と、お互いの染具合や形で触れ合えるのがまた楽しい。
1枚の平面の紙が、だんだん花の形になってゆく・・・。
作りながら、感激と楽しさが溢れます。


教えて下さる先生のお人柄もまた優しいお花のよう・・・。
本当にこのアートを愛しく大切になさっているのだな・・・。
その空気が柔らかに伝わり、講座がより楽しく温かく感じられます。


出来上がった作品はブローチになり、身に着けられるのがまた楽しい。
皆さんその場で服に着けたり、バックに着けたり・・・。
それぞれが自分色に染めた作品は、個々の雰囲気にぴったり。
華やかな作品を囲み、また華やかな笑顔に包まれます・・・。


DSC_0050.jpg


自分の作った作品を身に着けられる喜び・・・。
これからの季節、温かなバックにつけてみようかな・・・。


ファイバークラフト教室

<< 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 >> 124ページ中112ページ目