紫陽花ケーキ

| 2017.05.22 Monday

色づき始めた紫陽花
丸い粒が次第にふくらみ、ゆっくりほどけるよう。





水色
うす紫色
柔らかに混じり合う。
大好きな色合いに、見つけてはつい買ってしまう。
紫陽花色の和紙





和紙で作る「紫陽花ケーキ」
一つは、寄り添う花々で。
和紙を丸めると、額アジサイの真ん中のよう。
もう一つは、寒天を添えて。








イメージのお菓子
紫陽花ケーキ
涼しげな空気漂わせてくれるかな。

和紙スイーツ1日教室
~紫陽花ケーキ~



7才のお誕生日に

| 2017.05.18 Thursday

「10年間、孫の誕生日に和紙スイーツを作って下さい。」

ある展示会場で、なんとも幸せなご依頼を受けた。
1才、2才、3才・・・4才、5才、6才・・・・・・
時が経つにつれ、すごい事だったのだと ひしひしと感じる。
 
「光」、「夢」、「愛」・・・ 
毎年、作品に名前をつける。
色を決める、デザインを考える。
想いを込める。

今年はもう7年目
今年の作品の名前は「澄」
色は白





側面に入れた7本のレース
7本の線
パールの紙も、巻いて間に入れてみようかな。
上には花を飾る。
花も葉もクリームもみんな白

心が美しく澄んでいるって、本当に素敵だな。
そんな方と触れ合うと、幸せを頂くよう。
7年目の想いを込める。





澄んだ心で、幸せを願って・・・
7才のお誕生日おめでとう。


お菓子にのせて

| 2017.05.11 Thursday

「手をだしてごらん」
その手にのせられた小さなもの。
手を開くと、そこには一粒のキャラメルが・・・・・・


 


ドラマのワンシーン
一粒のキャラメルにのせた想い。
どんな想いが届くのかな。

これはお菓子だからこそなんだよね。
甘さと一緒に何を受け取ったのかな・・・・・・



用事で少し遠くへ行った。
そこへ行くと必ず寄る、大好きな和菓子屋さん
いつもお店の方と交わす会話もまた、楽しみの一つ。
が、今回は時間もなく初めて駅にある店舗へ行った。
いつものお菓子を注文した。

包んで頂いているわずかな間、お店の方と言葉を交わす。
その和やかさにつられ、つい「いつも本店で求めているんです。」と話した。

「これから電車でお帰りですか?」
「はい」と答えつつ、何だろう・・・?

「これをどうぞ」
小ぶりのどら焼きを下さった。
すごく驚いた!
そしてとても嬉しかった。





電車の中で愛らしいどら焼きを見つめながら、そこにのせられた想いを感じる。
これは私に頂いた、たった一つの特別なお菓子
不思議だね。商品とは全く違う。
今度お店に行ったら、今日のことをお話したいな。

お菓子を頂きながら、温かな想いも頂くよう。
お菓子が消えて、嬉しい想いが残る。

これはお菓子だからかな。
それともその方だったからかな。
それとも両方かな。


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