「10年間、孫の誕生日に和紙スイーツを作って下さい。」
ある展示会場で、なんとも幸せなご依頼を受けた。
1才、2才、3才・・・4才、5才、6才・・・・・・
時が経つにつれ、すごい事だったのだと ひしひしと感じる。
「光」、「夢」、「愛」・・・
毎年、作品に名前をつける。
色を決める、デザインを考える。
想いを込める。
今年はもう7年目
今年の作品の名前は「澄」
色は白
側面に入れた7本のレース
7本の線
パールの紙も、巻いて間に入れてみようかな。
上には花を飾る。
花も葉もクリームもみんな白
心が美しく澄んでいるって、本当に素敵だな。
そんな方と触れ合うと、幸せを頂くよう。
7年目の想いを込める。
澄んだ心で、幸せを願って・・・
7才のお誕生日おめでとう。
7才のお誕生日に
お菓子にのせて
「手をだしてごらん」
その手にのせられた小さなもの。
手を開くと、そこには一粒のキャラメルが・・・・・・
ドラマのワンシーン
一粒のキャラメルにのせた想い。
どんな想いが届くのかな。
これはお菓子だからこそなんだよね。
甘さと一緒に何を受け取ったのかな・・・・・・
用事で少し遠くへ行った。
そこへ行くと必ず寄る、大好きな和菓子屋さん
いつもお店の方と交わす会話もまた、楽しみの一つ。
が、今回は時間もなく初めて駅にある店舗へ行った。
いつものお菓子を注文した。
包んで頂いているわずかな間、お店の方と言葉を交わす。
その和やかさにつられ、つい「いつも本店で求めているんです。」と話した。
「これから電車でお帰りですか?」
「はい」と答えつつ、何だろう・・・?
「これをどうぞ」
小ぶりのどら焼きを下さった。
すごく驚いた!
そしてとても嬉しかった。
電車の中で愛らしいどら焼きを見つめながら、そこにのせられた想いを感じる。
これは私に頂いた、たった一つの特別なお菓子
不思議だね。商品とは全く違う。
今度お店に行ったら、今日のことをお話したいな。
お菓子を頂きながら、温かな想いも頂くよう。
お菓子が消えて、嬉しい想いが残る。
これはお菓子だからかな。
それともその方だったからかな。
それとも両方かな。
春夏秋冬
起伏のある近くの公園
桜の頃は、ついつられて通り抜ける。 
坂道をゆっくり歩いていると、向こうから同じようにゆっくりご婦人が歩いてみえた。
きっとこの方も桜を楽しんでみえるのだろうな・・・
すれ違う ・・・というよりもゆっくり重なった。
「こんにちは。」
「こんにちは。」
「今年は桜が長く見られましたね。」
優しい笑顔と会話に包まれる。
きっと桜がお好きなのだろうな・・・。
「桜がお好きですか?」
すると、光る笑顔で「春夏秋冬、この公園が大好きなんです。」と。
「春も夏も秋も冬も、どの季節もとても素敵なんですよ。」と。
桜一色だった私には、思いがけないことだった。
確かに落ち葉がまだ積もっているところもある。
ここには秋や冬の気配が残る。
若葉がぐんぐん伸びている桜
光る新緑
次の季節へと向かう・・・

春夏秋冬
それぞれの季節
それぞれの楽しみ
この公園で、またお逢いできると嬉しいな・・・