| 2017.04.17 Monday
起伏のある近くの公園
桜の頃は、ついつられて通り抜ける。
坂道をゆっくり歩いていると、向こうから同じようにゆっくりご婦人が歩いてみえた。
きっとこの方も桜を楽しんでみえるのだろうな・・・
すれ違う ・・・というよりもゆっくり重なった。
「こんにちは。」
「こんにちは。」
「今年は桜が長く見られましたね。」
優しい笑顔と会話に包まれる。
きっと桜がお好きなのだろうな・・・。
「桜がお好きですか?」
すると、光る笑顔で「春夏秋冬、この公園が大好きなんです。」と。
「春も夏も秋も冬も、どの季節もとても素敵なんですよ。」と。
桜一色だった私には、思いがけないことだった。
確かに落ち葉がまだ積もっているところもある。
ここには秋や冬の気配が残る。
若葉がぐんぐん伸びている桜
光る新緑
次の季節へと向かう・・・
春夏秋冬
それぞれの季節
それぞれの楽しみ
この公園で、またお逢いできると嬉しいな・・・
| 2017.04.05 Wednesday
| 2017.03.31 Friday
ちらほらと咲き始めた桜
優しい桜色、かけがえのない花
毎年、一枝二枝 求めている小さな桜の切り花
今年はその枝をたくさん頂いた。
日に日に花開き、今まさに満開に。
今年は部屋の中で、ひと足早いお花見のよう。
栗太郎作品の中にある小さなお花見作品
桜とお花見団子
桜の頃にいつも浮かべる。
祖母との想い出の作品
「縁側」
縁側で祖母とよく話をした。
いつもたわいもない話
今日の出来事、嬉しかった事、咲いている花、おいしい食べ物・・・・などなど。
あっという間に過ぎる時間
懐かしく幸せな時
婚約指輪をもらった時、輝くダイヤが嬉しくて縁側で祖母に見せたことがある。
「おばあさん、キラキラしてすごくきれいでしょう!!」と。
祖母はゆっくり笑ってこう言った。
「おばあさんも毎日見てるよ。」と。
そうか、おばあさんもダイヤの指輪持っているんだ・・・。
そう思った。
「朝露が朝日に光ってキラキラとダイヤモンドのようで、おばあさんはいつも見ているんだよ。」と。
この時、桜の季節ではなかったと思う。
それでも桜を見ながらいつも思い出す。
小さな小さな縁側で、世界は大きく広がっていた・・・・・・