現在展示中の「和紙に込めた光たち」
「美濃の和菓子作品」4軒目の登美家里泉さん
制作で感じたキーワードは、「刻む」
「刻む」
●桜
●春霞
『一輪の桜。
その美しい花びらは一枚づつ刻まれた形。
花びら一枚は深く刻まれ、先端は浅く刻まれた美しい線。
和紙で1枚づつ形にし、それを組み立ててゆく。
刻まれる前のお菓子は、どんな形だったのかな。
ひとつひとつ刻まれて、美しい花になっていくんだね・・・。』
~ お店に伺って ~
のれんをくぐると、店内には華やかな季節の和菓子。
温かな雰囲気の中で、季節の和菓子を頂きました。
一輪の花に菜の花畑。
山の景色に、かすんだ様子まで・・・
同じ大きさの和菓子が、花一輪にもなり、壮大な山にも景色にもなり・・・
その小さな姿から広がる背景・・・
膨らむイメージ・・・
季節、菓銘、香り、食感、味
和菓子一つ一つが奏でる世界
登美家里泉