展示会場から「ぎゃらりい木屋・15周年記念企画展」

| 2011.09.02 Friday

夏の終わりと秋の空気が重なり合う中、ぎゃらりぃ木屋さんの15周年記念企画展が始まりました。
木屋さんは外からの風が吹き抜ける、ぬくもりのあるギャラリーです。

今回のテーマは「手から生まれる」。
約35名の作家さんの合同展です。
入り口にはオーナーの手から生まれた、大らかな文字の看板が飾られています。

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会場は温かな作品で溢れ、15周年をお祝いするよう・・・。
陶芸・ガラス・木工・鉄・織・布・鞄・花・・・と本当に様々な分野にも関わらず、
空間と作品、作品と作品が手をつなぐように調和しています。


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和紙スイーツを和の空間に飾るのは、今回が初めて。
素敵なスペースを頂いて、私もまたお祝いの気持ちを込めて賑やかに飾りました。
華やかな空気が添えられるといいな・・・。


たくさんの作品で埋めつくされたギャラリーは楽しさでいっぱい!
入り口では、鉄のオブジェがお出迎え。
木工作家さんによる、楽しい「糸のこパフォーマンス!!」
電動糸のこで、あっという間に切り取られた、小さな小さな木の犬にビックリ!!

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今回展示のご縁をつないで下さった、光の切り絵作家・酒井敦美さんの作品コーナー。
やはりオーナーの手から生まれた「特設会場」と手作り看板。
中に入ると驚きの世界が・・・。

展示鑑賞と共に、もう一つは楽しみがお買いもの。
洋服、バック、ショール、アクセサリーなどもたくさんあり、女性には嬉しい展示会です。


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ギャラリーの掛け時計が6時をまわると夕暮れに・・・。
秋の空気がギャラリーに流れます。

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明りが灯った街並みもまた素敵・・・。

展示はこれから約3週間、9月25日(日)まで続きます。
街並みを歩きながら、手から生まれた愛情あふれる作品を楽しんでみませんか・・・。


~9/25(日)まで
「ぎゃらりい木屋・15周年記念企画展」ご案内

 

寄り添う ~展示を終えて~ 

| 2011.08.08 Monday

展示を終えた翌日は、ぼんやりと夢の余韻を感じながらも
どこかその向こうを見ているようです・・・。

加納登茂美・恒ご夫妻の「和の紙」会場は、最後まで温かな空気に包まれていました。
暑い中、足を運んで下さった皆様に心よりお礼申し上げます。

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「和紙に寄り添いながら作品を作っている・・・。」
そう話されたご夫妻の言葉が心に響きました。

寄り添う。

ご夫妻が寄り添っているのは、和紙だけではありませんでした。
おみえになるお客様一人一人に寄り添い、優しくお話しされている。

寄り添ってもらうと、心は嬉しい。










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そんな想いで作られた和紙も、きっと嬉しいと思う。
だから和紙もまた、優しく人に寄り添ってくれる・・・。



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会場に置かれていた、素敵なメッセージ。
~ 夢見るDNA ~



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天井から吊るされた明りアートはらせん状・・・。


作品から感じる想い。
その向こうにある、作り手の想い。
和紙を手にとって下さる方々の想い・・・。

いくつもの想いを感じて、またその先へ・・・。

展示会場から 「和の紙展」

| 2011.08.05 Friday

 小原和紙工芸作家の加納登茂美・恒ご夫妻の「和の紙」展示会が始まりました。
「掌の記憶~かなたへ~」というテーマのもと、会場は温かな作品に包まれています。


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会場手前は、和紙を手に取りながらの楽しい空間。
会場奥は、加納ご夫妻の作品の世界。
柔らかに溶け合いながら、二つの空間が異なる表情を見せてくれます。




奥中央には大きなパネル作品が。
左右対照的な印象です。

一緒に見に行った友人に、「どちらが好き?」と尋ねたら、
「どちらも好き。でも今日の気分はこちらかな・・・。」と。
それぞれの前に立つと、本当に受ける空気が違う。
作品と向き合うと、今の自分と向き合っているようです。



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壁面に続くパネル作品。
ボルドーの石畳をイメージされたとか・・・。



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振り返ると、和紙と触れ合う楽しいスペース。
1枚づつ異なる和紙の表情を、皆さん手に取りながら一生懸命選んでいます。
皆さんどんな使い方をされるのかな。


「倉さん、私たちの紙を好きに選んで自由に飾ってね。」
ご夫妻からの温かな言葉のままに、初めて見る新しい和紙にわくわくしながら、
和紙スイーツを会場のあちこちに楽しく飾らせて頂きました。



涼しげな水の流れを思わせる和紙には、夏の和菓子を。


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くるくるとワイン色の糸が遊ぶ和紙には、出逢いのベリーパイを。
さりげなく素敵な詩やメッセージが所々に置かれています。
目にしているとふと想いが何処か遠くへ広がってゆくようです・・・。


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アルファベットのミニパスタが漉きこまれた和紙。
何て楽しげ!!



和紙の上に置くと、スイーツが動き出すよう。



この和紙からは音楽が聞こえてきそう・・・。
今度、「スイーツの音楽会」を創ってみようかな・・・。


心地よい空間に身を置きながら、時々空調でゆれる和紙を見つめて・・・。
心もゆらゆら揺れながら、想いはかなたに・・・。


夢のような時間はするすると過ぎてゆき、展示会も後半へ。
機会がありましたら、温かな和の紙の世界へどうぞお立ち寄り下さいませ。


~8/7(日)まで
加納登茂美氏・加納恒氏
「和の紙」 
ノリタケの森ギャラリー

 

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