器たちの祝福
バレンタインデー・ティータイム展
街にショコラが華やぐ中、「バレンタインデー・ティータイム展」が始まりました。
今回の展示会は、器と和紙スイーツのコラボレーション。
陶芸家の藤平三穂さん、ガラス作家の丁子恵美さんと3人で、
バレンタインデーのティータイムを演出しています。
華やかな雰囲気の「アフタヌーンティー」
小さな春を運ぶ「和菓子」
ゆったりと過ごす大人のバレンタイン「ワインとチーズ」
・・・3人で自然におしゃべりしながら、テーブルを彩っていきました。
栗太郎は、藤平さんに作ってもらった椅子に座り、どこか得意気な様子。
さらにその椅子を置く、木製の椅子は丁子さんの作品。
オープニング・パーティーのスイーツは、お菓子の先生手作りのモンブラン。
栗太郎は本当にしあわせもの。
藤平さんのチェス台に、駒をイメージして作ったショコラ作品を並べた
「チェス・ショコラ」
和紙スイーツ作品「ケーキな街」をイメージして作って下さった新作カップ。
藤平さん手書きの愛らしい街が、カップを1周しています。
お茶を淹れたら、夢心地のティータイムになりそう・・・。
楽しいコラボレーションは、まだまだいっぱい。
3人が楽しみながら作り飾った作品は、楽しい空気を運んでくれます。
オープニング・パーティでは、初めてのお客様に「倉さん、楽しそうですね。」
と言われてしまうほど、楽しい展示会の始まりとなりました。
外は寒いこの時期ですが、会場にいると心も温かくなるようです。
機会がございましたら、どうぞギャラリーで甘い空気を感じてみて下さい。
2/3(金)~2/14(火)
バレンタインデー・ティータイム展
想い、願う
小石を和紙でくるみ、願いを込めて投げる。
たくさんの「おひねり」で埋め尽くされた舞台は、和紙の花が咲いているよう。
上からは糸で吊るされ、何かがふり注ぐよう・・・。
木々と空、風と光の中、何とも美しい光景です。
文化11年に建てられた農村舞台が、和紙で彩られている。
「農村舞台アートプロジェクト」
現在、愛知県豊田市で行われている観光交流事業です。
その内の一つ、熊野神社を小原和紙工芸作家の加納恒・登茂美ご夫妻が飾られていました。
舞台へ向かう道に敷かれた白い紙。
土と混じり合いながら、味わい深く舞台へと続く・・・。
舞台の四方からは、様々な風景が覗き、自然の色・光・風が豊かな表情を見せてくれます。
その向こうに見える人が、とても美しくいとおしく映る。
上から吊るされた和紙は、ふりそそぐ光のようでもあり、
風に舞う花びらのようでもあり、
祈りの折り鶴のようでもあり・・・。
心地よい風ときらめく光・・・。
楽しげな人の語らい・・・。
ゆらゆら揺れる和紙を見つめながら、心穏やかに幸せを想う。
そして幸せを願う。
農村舞台アートプロジェクト