甘い色がふんわり楽しく広がって、
優しい光が届くといいな・・・
そう思い、作り始めた額装作品
オレンジ、ピンク、レモン色
クッキー、キャンディー、アイスクリーム
楽しいお菓子を重ねて
優しい甘い色で包んで・・・
一つずつ増えていくお菓子のパーツ
一つずつ作りながら、いろいろ想う・・・
作りながら、日に日に変わっていく想い
変わっていく作品
たくさんになったパーツを並べてみる
並べながら、またいろいろ想う・・・
今までの想い
これからの想い
今の想い・・・
今の想いは、どんな形で、どんな色
作品は、ちゃんと今の想いに合っているのかな。
甘い色は、紺色に移り、
夜空になって・・・
またひと色違う、甘い色
想い
典具帖紙
透けるほどに薄い和紙「典具帖紙」(てんぐじょうし)
かげろうの羽にたとえられる、極薄の和紙
和紙の向こうにかざした手が透けて見える・・・
「これが和紙ですか!?」
と、驚かれることもしばしば。
いろいろな紙を使ううちに辿り着いた、この美しい和紙
様々な色、濃淡、ぼかし・・・
作り始めた頃は、何枚か重ねて出来る色合いに心躍らせていました。
それは美味しそうな焼き色だったり、
美しいグラデーションだったり、
思いがけない表情だったり・・・
今はこの一枚の薄さも、作品の中で表現できたらと思っています。
美術品の修復にも使われる、典具帖紙
縁の下の力持ちのようにも感じます。
空気を包み込むような和紙
夢のように甘い和紙
秘めた可能性の和紙
その和紙を、羽のように軽やかに舞わせたいな・・・
楽しい作品
「好きなお菓子を自由に作って下さい。」
そう伝えて始まった、生徒さんの共同作品
制作するお菓子は、種類もデザインもすべてお任せ。
どんな作品ができるのかな・・・
今までにない楽しさに包まれます。
展示前、甘い作品が次々と私の元に届きました。
一つずつ大切に包まれた作品
添えられた温かな手紙
温かな想い
個性あふれ、表情豊かな作品たち
並べただけでも楽しくなってきます。
今回は「しずく」をイメージし、それぞれのお菓子をつないでいきました。
ピンクの格子模様の和紙を背景にして、展示会場で完成!
和紙に込めた光たち
楽しい形、楽しい色、楽しい影
眺めていると、ひとりひとりの顔が浮かんでくるようです。
みんな一人でよく頑張ったな・・・
見る度に、嬉しい気持ちがあふれてきます。
作品タイトルは、「甘いしずく」
楽しい楽しい作品です。
和紙スイーツは、1日教室でもお楽しみ頂けます。
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