ボルドー記(3)心華やいで

| 2012.12.18 Tuesday

展示会初日、ボルドー市庁舎サロンにて歓迎パーティー



皆、晴れやかな笑顔
素晴らしい仲間と至福の時





美しいボルドー市庁舎
美しいボルドーの月





・・・翌日は、サン・レミ教会展示会場でオープニング・パーティー
たくさんの方々に囲まれ、宮崎美枝子さんの琴の演奏
美しく豊かな音色に聴き入って・・・







その後は、ティーパーティー
日本からのお菓子・駄菓子をつまみながら・・・




余談ですが・・・

その日来られたあるフランスのご婦人が、和紙スイーツの和菓子作品をティーパーティー用の
お菓子だと思われていたそうです。
3日後に再びご来場された際、まだ和菓子がありビックリ!
ようやく作品だとわかり、また驚かれて・・・(笑)

ご婦人とはこのお話をきっかけに、すっかり話に花が咲きました・・・。





その後も楽しい笑い声が続き、
サン・レミ教会に柔らかに響き渡り・・・
ティーパーティーの夜は、甘く更けて・・・・・・


ボルドー記(1)「日本文化・伝統と現在展」サン・レミ教会展示会場より

| 2012.12.14 Friday

世界遺産の場所、ボルドー「サン・レミ教会」
見上げると美しく高い天井・・・造形、自然光ふり注ぐ豊かにきらめく空間

そこで行った「日本文化・伝統と現在展」
和紙・染織・書・絵画など、約20名の作家による合同展
それは美しく神々しい場所で、かけがえのない出逢いと絆を深めた時間となりました。





皆それぞれが、この壮大な空間と向き合いながら展示した作品たち。





和紙スイーツの展示は、美しい柱にタペストリー作品を。
作品タイトル「甘い流れ」



洋菓子と和菓子の立体作品



和菓子作品の一つは、「四季の和菓子」
もう一つは、桜をテーマにした「包みと和紙スイーツ」
~ラッピング工作家・山田てるみ氏とのコラボレーション~


作品の向こうにも、作品が見えて・・・
何とも豊かな空間です。




もうひとつ、この展示会の大きな要素「ワークショップ」
会期中、会場内で毎日ワークショップが行われていました。

書・篆刻・和紙漉き・染め・和とじ本・風呂敷包み・文香・折り鶴・・・などなど。
和紙スイーツも行いました。
どのワークショップも皆さんとても楽しんでいらして・・・言葉はいらないのかも知れないな・・・と。





会期中、いろいろ感じた、かけがえのない時間でした。
展示会場を行き来しながら目に映った美しい光景、足を伸ばした観光地、
美味しい食事、楽しんだスイーツ・・・

新たな場所での新鮮な感覚
初めての経験と感動
場所は違っても心は同じだと感じた想い、変わらない大切なもの・・・

3週間、日常を離れてこそ感じた想いを、これから少しずつ綴っていけたらと思います。

今まだぼんやりと、どこか遠くを感じているようで・・・
遠くも近くも同じようでもあり・・・

今、この場所が一番幸せだと感じながら。


あのふうけいを

| 2012.08.06 Monday

小原和紙工芸作家、加納登茂美氏・恒氏の展示会
~イリュミナシオン・幻視の風景~

6日間の展示会は、心地よい風が吹くように過ぎていきました・・・

夏の日差し降り注ぐ中、足を運んで下さった多くの方々と豊かな出逢いを重ね、
私もまたたくさんの幸せな時間を頂きました。
ありがとうございました。

加納ご夫妻の和紙の世界に、
螺澤智子さんの「和紙の衣服」
「和紙スイーツ」

それぞれの和紙
それぞれの表情






どんな表現も受け止めてくれる和紙
和紙なる大地のよう

会場に流れる、夢のような時間・・・
ご夫妻が綴られた、詩のようなメッセージが浮かびます・・・




・・・ふしぎなそのゆめ・まぼろしを
あしたのかぜにそっとねがう





とどかぬおもいとむなしさも
すべてをこめてあのそらの





たかいところをふくかぜの
おとなきおとをききながら





イリュミナシオン!

いつかきっとあなたもみる
あのふうけいを





加納登茂美氏・恒氏「幻視の風景」 
~ 展示会メッセージより ~


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