ああ、空がきれい・・・
青い空に、雲が円を描くように流れてゆく。
美しい空
3週間続いた栗太郎展
ご覧下さった皆様に心よりお礼申し上げます。
会場でたくさんの方とふれあい、
たくさんの方と笑顔を交わした。
時に大笑いもした。
展示した作品は、ご飯を食べていたり、お茶を飲んだり、
洗濯をしたり、お花を眺めたり・・・
全て何気ない毎日の一部分だった。
今回のテーマは、「日々のこと」だったのだと気づく。
もっと前なら、旅行に行ったり大きなイベントだったり、
特別なことが嬉しいことだったかも知れない。
今は、何気ないことで十分嬉しい。
空がきれい。
花が咲いた。
好きな人に会えた。
今回の展示は、ただただ好きなことだけを作り飾った。
初個展の時のような、すがすがしい気分がした。
「倉さんが楽しければ、見る私たちも楽しいんだよ。」
そんな言葉もかけて頂き、素直に嬉しい。
顔もなく、手も足もない栗太郎
今回、家族もできて仲間もできた。
お客様からたくさんの楽しいストーリーも頂いた。
和紙で出来たモンブラン「栗太郎」
次はどこへ行くのかな。
どんな世界を夢見るのかな・・・・・・
栗太郎は日々のこと
椅子と栗太郎
陶芸家・藤平三穂さんの椅子
豊かな表情が、物語りを感じさせる。
今回の展示で椅子と栗太郎のコラボ作品を展示・販売した。
それぞれの椅子からイメージした栗太郎
手に持っているものは・・・
これは王様の椅子みたい!
座る栗太郎は、どんな時なのかな。
椅子を見ながら浮かべてみる。
ケーキを取る時に使う「ケーキサーバー」
特別にお願いして作って頂いた。
栗形の穴をクリ抜いて。
それぞれに合わせた栗太郎
スッと背もたれの伸びたイスには愛らしい花束を
大好物のモンブランを持ったら王様気分!?
寒い時にはほっクリと・・・
ケーキサーバーには、栗スマス
サーバーがそりのようにも思えて・・・
「赤い帽子をかぶったら、僕も小さなサンタクロース」
栗太郎展11/20(火)~12/8(土)紙の温度ギャラリー(日曜定休)
栗太郎のお友達
栗きんとん君に栗蒸し羊羹君、マロングラッセさん・・・
たくさんの栗のお菓子は、「栗太郎のお友達」
本物のお菓子を求め、それを見ながら制作していった。
栗きんとんの色
ベージュ、黄土、薄緑・・・
感じた色を重ねていく。
羊羹は最後に薄い和紙を1枚かける。
四角い角を折りながら。
イガオ君を作る。
毎日毎日、和紙をちぎってよって、先端を糊で固める。
それを刺して埋めていく。
作っても作ってもなかなか埋まっていかない。
毎日毎日、くり返したその作業
頭はそれぞれのお菓子
でも身体はどうしよう・・・
いろいろ考え、その包み紙からデザインすることに。
栗太郎の5人のお友達
栗の木に飾った。
トゲトゲのちょっとすねてるイガオ君
他の栗のお菓子を横目に独り言
「みんな美味しい美味しいってチヤホヤされて。
最初はみんな僕から生まれたんだけどなぁ・・・」
栗太郎展11/20(火)~12/8(土)紙の温度ギャラリー(日曜定休)