青空と光と水
ハッとする
美しい噴水
その噴水には「虹の舞」という名前がつけられていた。
虹色のライトに照らされるから?
虹のような多彩な舞だから?
数秒ごとに変わる形は、まさに水の舞のようだった。
ふと、噴水に虹が見えるのでは・・・!?
と、いろいろな向きを探した。
見えた!!
虹
噴水が奏でる水の舞
そこに虹
まさに虹の舞
見えたり、消えそうになったり、また現れたり・・・・
夢中で見つめていた。
光と位置と時間とで、いろいろな場所で見えるのだろうな・・・
今日は立春
これからは春の光と舞うのかな。
虹の舞
道
地下鉄を降りて、長い地下道を歩く。
時々通る道
その入口で、なぜか急に今までのことに想いめぐらせた。
好きなことを続けてこられて
好きなことでたくさんの方に出逢えて
本当に幸せなことだと。
地下道にあるお店を眺めながら歩く
ぼんやりと思いめぐらせながら・・・
ドン!
人とぶつかった。
お互いに同じタイミングで、「すみません!ごめんなさい!」と同じことを言った。
一瞬笑顔を交わす。
ぶつかったのに何だか嬉しい気持ちになった。
地上に出る。
今は葉も花もなく、枝の形がよく見える。
何の木だったかな。
たしか桜も数本あったような・・・
用事を済ませ、また同じ道を戻る。
空もきれいだし、帰りは久しぶりに地上を歩く。
違う道はいつもと景色も違う。
小さな発見がいっぱい。
違う道を歩くのはいいな。
しばらく歩き、地下に降りる。
明るいところから急に真っ暗な階段
降り始めると、上がって来た方が自然に進路を譲って下さった。
地下道入口にある飲食店は、行きと同じように混んでいた。
改札をくぐり地下鉄を待つ。
短い時間の往復だったけれど、何だか小さな旅をしてきたようだった。
想いめぐらせた日常
折形~節分~
折形(おりがた)
良い人間関係を作るために
金品を贈る時、和紙で品物を包むー
礼の気持ちを表した日本古来のたいへん美しい文化
昨年から習う機会を持ち、その想いに触れては毎回感動している。
今月は「節分」の折形
習ったものを自宅でも折ってみる。
和紙を折るごとにできるその陰影もまた美しい。
一枚の平面の紙が、折ることで形になっていく。
立てて飾ることもできる。
実用でもある。
美しいデザインでもある。
すごいことだなぁ・・・と思う。
赤い鬼と白い鬼
中に包むのはもちろん豆
小さなサイズでいくつか折ってみた。
そこに小袋サイズの豆を入れる。
ちょっとぷっくりしているけれど、それもご愛嬌
ヒイラギも添えてみる。
これから家族や友人に贈ろうと思う。
季節の小さな贈り物
贈る側も嬉しい気持になってくる。
紙と季節と贈り物
きっと大好きなことなのだと思う。