お菓子を贈るように

| 2011.06.25 Saturday

私にとってお菓子作りの大きな楽しみは、「贈る楽しみ」です。

贈る方の顔を浮かべながら、お菓子を選び、そこに季節や色を重ねていくのは
とても豊かで楽しい時間・・・。
お菓子を通して、想いも届くと良いなと思います。


「誕生日のお祝いに・・・」と、作品のご依頼を頂きました。

素敵な大人の女性へのお誕生日プレゼント。
ご希望の色はオレンジやピンクの甘い色。

想いのままに一つずつスイーツを形にし、そこに花やフルーツをちりばめていきます。


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その方のお好きなスイーツは、意外にも(!?)ソフトクリーム。
作品の中に小さく忍ばせました。





スイーツに色や季節を重ねていく作業は、本当のお菓子を贈る時のような楽しさです。

大好きなソフトクリームはどんなふうに見つかるのかな・・・。
そんな場面も想像しながら、ひとつひとつ花やスイーツを重ねていきます。

贈る楽しみは、想いが届く楽しみでもあります。

キウイの窓

| 2011.06.17 Friday

ところどころに穴のあいた和紙を窓辺に吊るしたら、穴からいろいろな色が見えてきました。

木々の緑や、薄曇りの空の色、紫陽花の紫がちょうど覗いたり・・・。
風で揺れる度に見える色が移り変わり、ゆらゆらと楽しい光景です。


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しばらく眺めていたら、丸い形とグリーンがキウイフルーツのように感じました。
この窓から、和紙で作ったキウイを覗かせてみたいな・・・。


制作前に、まずは実物を切って観察。
キウイは毎朝のように食べているのですが、よくよく見ると細かな色とデザイン。
自然のデザインは本当に神秘的で美しい・・・。


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中心は白に近い薄緑、放射状に伸びた白いすじ、周りは少しくすんだ緑色。
タネはよくよく見ると、しずく型。
真っ黒ではなく、こげ茶に近い色。


白いすじは、和紙をひも状にして先端を広げたような形かな。
周りのくすんだ緑は、抹茶色にも近いかな。
タネは先をとがらせて。
まだまだ数が入りそう・・・。

和紙って、形と色が同時に作れてすごいな。


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作りながら別の窓を見ると、楕円の形がキウイ丸ごとのよう。
次は皮のままを入れてみようかな。
・・・皮の色は何色なんだろう・・・緑、茶色、黄土色・・・?
また観察しなくては。

自然と和紙からは、いつも刺激と発見をたくさんもらっています。

紫陽花色の和紙

| 2011.06.02 Thursday

 美しい色のグラデーションを見ると心魅かれます。

紫陽花はまさに自然な色のグラデーション。
日々移り変わる様子を見るのが楽しみです。


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和紙もまたグラデーションが美しく、微妙な色合いによく心奪われます。

中でも大好きな薄紫色のグラデーションを見つけると、つい当てもなく買ってしまい、
家に戻ると同じような色合いの和紙がすでにあり、笑ってしまうこともしばしば・・・。


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薄紫色に所々青や水色が入っている和紙は、紫陽花色のように感じます。

少しずつ切って重ねながら小さなパーツを作っていくと、一つ一つが違う色合いに。
薄い紫に濃い紫、青みの紫、青、水色・・・。
次はどんな色が現れるんだろう・・・。
1枚の和紙を順に使っているだけなのに、何だか不思議で面白い。
おかげで同じ作業も、楽しみな時間に変わります。


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出来上がったパーツでふんわり覆い、紫陽花の和菓子を作りました。

1枚の和紙から、たくさんの色が生まれてくる様子は
まるで和紙と色遊びをしているような楽しさです・・・。

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