うたごえ

| 2020.03.26 Thursday

咲き始めたさくら
見上げながら歩く。
これから桜色に染まっていくんだね。



どこからか歌声が聞こえてくる。
何の歌だろう・・・
知らないけれど、なんとも温かく優しい声
大人と子供が混じり合った歌声

だんだんその音色に近づいていく。
歌声は拍手に変わる。
その光景が目に映る・・・





愛らしく並んだ桜色の小さな帽子
おめでとうの声もまた温かく柔らかく・・・


花が咲いたら

| 2020.03.19 Thursday

母からもらったヒヤシンスの球根二つ。
水栽培へ一つ、鉢植えに一つ。
水栽培がすっかり終わったひと月後、鉢植えのヒヤシンスが咲き始めた。





長く伸びた葉
包まれるような花
光に向かう蕾の流れ


庭に植えたヒヤシンスが咲き始めたと、母から電話があった。
ヒヤシンスが何度もつなぐ会話
来週見に行くよと伝える。

その後も日に日に花開くヒヤシンス
土がキラキラ光り、上から見ると小さな花束のよう・・・





母の庭のヒヤシンスも愛らしく咲いていた。
同じ球根のピンク
淡いピンク、濃いピンク、紫とたくさんの色が並んでいた。





暖かな日差しに誘われ、近所を散歩する。
歩みがゆっくりの母と並んで歩く。
水仙、雪やなぎ、沈丁花・・・
早春の花とたくさん出逢う。
懐かしい香りを楽しみながら、ゆっくりゆっくり歩く。

近所の方々と何度も立ち話をする。
何気ない会話が嬉しい。
坂の上の行き止まりにある桜の木
「下から見ると1枚の絵のようだよ。」と教えて頂く。
「桜が咲いたらまた見に来てね。」とも。

思いがけず長い時間になった近所の散歩
膨らみつつある桜のつぼみ
もうすぐ色づいて花ひらく





桜が咲いたら、また散歩にいこうね・・・

おやつ

| 2020.02.19 Wednesday

文字にお菓子があるだけで、つい手を伸ばしてしまう本
絵本にエッセイに小説に・・・
愛らしい絵には思わず笑みがこぼれ、美味しそうな表現にわくわくする。





最近ラジオに触れ、言葉から広がる想像の世界はとても広いのだと感じた。
甘い生活、おやつ、お菓子の国から・・・
その言葉から、頭の中に楽しい物語が浮かぶ。





「おやつ」
華やかなケーキと違って、素朴なお菓子が浮かぶ。
クッキー、ドーナツ、みかんの寒天・・・
手作りのお菓子、手作りの味、食卓の風景、甘い香り、温かなおしゃべり・・・





私の想い出のおやつは「マドレーヌ」
おやつの時ー
おやつの間ー
どんな物語を重ねていこうかな・・・


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