5月の和紙

| 2020.05.15 Friday

手紙が届くと嬉しい。
ポストの中で手書きの文字が見える。
ハガキのきれいな絵が見える時もある。

手にとって差出人を見ながら家に入る。
思わず頬がゆるむ。
嬉しい気持ちで家に入り、好きな時にゆっくりと読む。

趣きある封筒
味わいのある包み
小原和紙工芸作家・加納ご夫妻からのお便り
なんだろう、なんだろう・・・と包みを開ける。





温かなメッセージと共に、「5月の和紙を漉いてみました。」と。
5月の和紙!

「5月の空」
「スミレと遊ぶミモザ」
「墨色の光景」
「翡翠色の風」
・・・思わず和紙に名前をつけたくなる。
そんな物語りを誘うような和紙だった。





和紙の折り紙も入っていた。
馬なのかな。
翡翠色流れる風のような馬
翼はないけれど、ペガサスのよう・・・・・・





窓辺に置いてみる。
光に透けた和紙、重なりの濃淡も美しい。
朝の色、昼の色、夕方の色
5月の光
5月の色
5月の和紙


空想

| 2020.05.12 Tuesday

久しぶりにベランダで立ち止まる。
見上げた空と雲があまりにきれいで。

同じように見上げた次の日
美しい空に、また違う美しい雲


浮かぶ雲
流れる雲
薄い和紙のような雲
いろいろなものに見えてくる・・・懐かしい感覚

するすると形を変えて
たくさんの絵が生まれるよう。





明日はどんな雲なのかな。


しゃぼん玉

| 2020.05.05 Tuesday

石けんで手を洗っていたら、目の前に小さな小さなしゃぼん玉が飛んだ。
ハッとして手を見た。
小さなしゃぼん玉がたくさんついていた。
今まで気づかなかったしゃぼん玉





なつかしいしゃぼん玉
透き通って軽やかに
薄くはかなくフワフワと





風にのってふんわり飛んだ。
虹色を帯びたしゃぼん玉

ほんのわずかな時間
心もしゃぼん玉





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