昨日から始まった、ぎゃらりい木屋さんの15周年記念の合同展示会。
タイトルは「手から生まれる。」
手から生まれる・・・。
展示のお話を頂いてから、ずっと素敵なテーマだなと感じていました。
和紙を切って、重ねて、ねじって・・・。
紐状にして、それを切って・・・。
一枚の和紙が、手を通していろいろな形になってゆく。
手から生まれるいろいろな形。
形を作るその手の奥にあるものは何だろうか・・・。
心、想い、イメージ・・・。
15周年のお祝いに、会場に華やかな空気が添えられたらいいな。
秋のお菓子、形、色、物語のお菓子・・・。
今感じているもの、ずっと大切に思っているもの。
作品を作りながら、いろいろな想いがぐるぐるまわって・・・。
一つ作っていると、また手の奥で一つ次が生まれてくる。
一つづつ形になってゆく楽しみ。
作り続けていくうちに、どんどん楽しくなって、どんどん何かが生まれてくるよう。
その楽しさも一緒に生まれてくるといいな。
いろいろ感じながら、出来上がった小さな作品たち。
新しく生まれた作品を見つめながら、また次を思う。
次はどんな想いが、手から生まれてくるのかな。
ぎゃらりい木屋・15周年記念企画展「手から生まれる」
手から生まれる
展示会場から「ぎゃらりい木屋・15周年記念企画展」
夏の終わりと秋の空気が重なり合う中、ぎゃらりぃ木屋さんの15周年記念企画展が始まりました。
木屋さんは外からの風が吹き抜ける、ぬくもりのあるギャラリーです。
今回のテーマは「手から生まれる」。
約35名の作家さんの合同展です。
入り口にはオーナーの手から生まれた、大らかな文字の看板が飾られています。
会場は温かな作品で溢れ、15周年をお祝いするよう・・・。
陶芸・ガラス・木工・鉄・織・布・鞄・花・・・と本当に様々な分野にも関わらず、
空間と作品、作品と作品が手をつなぐように調和しています。
和紙スイーツを和の空間に飾るのは、今回が初めて。
素敵なスペースを頂いて、私もまたお祝いの気持ちを込めて賑やかに飾りました。
華やかな空気が添えられるといいな・・・。
たくさんの作品で埋めつくされたギャラリーは楽しさでいっぱい!
入り口では、鉄のオブジェがお出迎え。
木工作家さんによる、楽しい「糸のこパフォーマンス!!」
電動糸のこで、あっという間に切り取られた、小さな小さな木の犬にビックリ!!
今回展示のご縁をつないで下さった、光の切り絵作家・酒井敦美さんの作品コーナー。
やはりオーナーの手から生まれた「特設会場」と手作り看板。
中に入ると驚きの世界が・・・。
展示鑑賞と共に、もう一つは楽しみがお買いもの。
洋服、バック、ショール、アクセサリーなどもたくさんあり、女性には嬉しい展示会です。
ギャラリーの掛け時計が6時をまわると夕暮れに・・・。
秋の空気がギャラリーに流れます。
明りが灯った街並みもまた素敵・・・。
展示はこれから約3週間、9月25日(日)まで続きます。
街並みを歩きながら、手から生まれた愛情あふれる作品を楽しんでみませんか・・・。
~9/25(日)まで
「ぎゃらりい木屋・15周年記念企画展」ご案内
寄り添う ~展示を終えて~
展示を終えた翌日は、ぼんやりと夢の余韻を感じながらも
どこかその向こうを見ているようです・・・。
加納登茂美・恒ご夫妻の「和の紙」会場は、最後まで温かな空気に包まれていました。
暑い中、足を運んで下さった皆様に心よりお礼申し上げます。
「和紙に寄り添いながら作品を作っている・・・。」
そう話されたご夫妻の言葉が心に響きました。
寄り添う。
ご夫妻が寄り添っているのは、和紙だけではありませんでした。
おみえになるお客様一人一人に寄り添い、優しくお話しされている。
寄り添ってもらうと、心は嬉しい。
そんな想いで作られた和紙も、きっと嬉しいと思う。
だから和紙もまた、優しく人に寄り添ってくれる・・・。
会場に置かれていた、素敵なメッセージ。
~ 夢見るDNA ~
天井から吊るされた明りアートはらせん状・・・。
作品から感じる想い。
その向こうにある、作り手の想い。
和紙を手にとって下さる方々の想い・・・。
いくつもの想いを感じて、またその先へ・・・。