新春のお慶びを申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

和紙スイーツとは、和紙を用いてお菓子から広がる
イメージを表現した倉 美紀のオリジナル作品です。
新春のお慶びを申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

季節を映した愛らしい和菓子。
花や景色、物語までもをその小さな姿で魅せてくれます。
初めての和菓子作品は、夏の和菓子。
その一つに「蛍」という名前の和菓子がありました。
頂いてみようと切ってみると、小豆餡の中に、きな粉を使った薄黄色の餡が。
「ああ・・・蛍の光を表現しているんだ・・・。」
小さな姿の中に、その風景が広がるようでした・・・。
感激と共に、和菓子はひとつの宇宙のようだと思いました。
只今、来年の展示会に合わせて早春の和菓子を制作中。
今は実物がないため、写真などを参考にしての制作となりました。
選んだ和菓子は、「雪割草」
実物がないためか、いつになく作る前にいろいろ興味が湧いてきます。
「雪割草」は、どんな花?
由来は何?
花の形は?色は?
いろいろ調べていくと、次から次へと興味が湧いて、なかなか作業が
進みません(笑)
同じ雪割草でも和菓子のデザインは様々。
それぞれの職人さんの美しい作品を見て、またうっとり。
よく見ると、上にキラキラした白いものが・・・。
雪を割るようにして咲き出す、雪割草。
ああ・・・これは雪の表現なんだ。
この雪の表現は、和紙だと何を使ったらいいのかな。
光沢のある麻素材かな。
穴のあいた落水紙(らくすいし)も雪のよう。
ごく薄い典具帖紙(てんぐじょうし)も重ねてみようかな・・・。
雪の中に咲く花は、かわいいピンクにしてみよう。
緑色は、柔らかな春の緑をふんわりと巻いて・・・。
作品を作りながら、和菓子の背景を紐解くような想いがします。
早春の和菓子「雪割草」
その時季が、今から楽しみです。