展示を終えた翌日は、ぼんやりと夢の余韻を感じながらも
どこかその向こうを見ているようです・・・。
加納登茂美・恒ご夫妻の「和の紙」会場は、最後まで温かな空気に包まれていました。
暑い中、足を運んで下さった皆様に心よりお礼申し上げます。
「和紙に寄り添いながら作品を作っている・・・。」
そう話されたご夫妻の言葉が心に響きました。
寄り添う。
ご夫妻が寄り添っているのは、和紙だけではありませんでした。
おみえになるお客様一人一人に寄り添い、優しくお話しされている。
寄り添ってもらうと、心は嬉しい。
そんな想いで作られた和紙も、きっと嬉しいと思う。
だから和紙もまた、優しく人に寄り添ってくれる・・・。
会場に置かれていた、素敵なメッセージ。
~ 夢見るDNA ~
天井から吊るされた明りアートはらせん状・・・。
作品から感じる想い。
その向こうにある、作り手の想い。
和紙を手にとって下さる方々の想い・・・。
いくつもの想いを感じて、またその先へ・・・。
寄り添う ~展示を終えて~
| 2011.08.08 Monday
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