朝顔に釣瓶とられて

| 2020.07.16 Thursday

「朝顔に釣瓶とられて」
釣瓶?
とられる?
朝顔に?

伺った時、なんのことやら全くわからなかった。
川村屋本舗さんの7月の和菓子
菓銘に重ねた俳句の世界





薄いピンク色のひだが、ひらひらと重なる。
朝顔が花開く様子かな。

俳句を調べてみる。
「朝顔に 釣瓶とられて もらひ水」
井戸の釣瓶に朝顔がからみついて咲いており、それをはずして水を汲むには忍びず、そのままにして近所からもらい水をした・・・という内容だった。



忙しいだろう朝の優しい気持ち
朝顔にとられちゃったね、と微笑ましかったのかな。
和菓子に重ねた日常の物語り
和菓子ってすごい。



久しぶりに育てている朝顔
少しづつツルがくるくる伸びている。
毎朝そんな優しい気持ちで眺められたらいいな。


薄紅の時

| 2020.07.14 Tuesday

雨上がりの夕方、日が射した空
雲が光る。
思わず外に出る。
嬉しくて心も光る。





夕焼けに染まる空
黄色、オレンジ、白に青
みるみるうちに燃えるようなオレンジ色に・・・
広い広い空のドラマ
空の世界





ふと足元をみると、薄紫のギボウシの花に雨の雫がずらり。
何か奏でるようでもあり、こちらの世界もまた美しい・・・
しばらくしゃがんで見入っていた。





また空を見上げると、紫みの柔らかな空に移り変わっていた。
きれいだな・・・
見つめた時間も見つめた色に染まっていくのかな・・・





シクラメンと梅雨

| 2020.07.01 Wednesday

1枚2枚と葉を増やし、いつの間にか葉を茂らせたシクラメン
根元をのぞいたら、つぼみを発見!?
咲くのかな・・・





しばらくして明るい世界へ出るように、茎を伸ばし花が開いた。
花びらの1枚が、斜めに向いたシクラメン





雨のしずくが残る朝
梅雨空と季節外れのシクラメン
これも一期一会の出逢いかな。

きれいだな・・・
宝石まとうドレスのように。





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