和紙スイーツとは、和紙を用いてお菓子から広がる
イメージを表現した倉 美紀のオリジナル作品です。
さわやかな風と初夏の日差しが重なる中、
和紙スイーツ展が始まりました。
案内葉書にちりばめられていた、マカロンやクッキーはそれぞれの作品となりました。
今回のテーマは、「ショートケーキの風」
ゆるやかに流れる風と、溢れる色・・・
イメージの額作品に、立体作品、栗太郎作品と、様々な表情の作品たちです。
栗太郎作品は、「栗太郎の和紙作り日記」
栗太郎が、和紙の原料を採りに行き、和紙を漉きあげるところを作品にしています。
額装作品は、お菓子から広がるイメージを表現。
「シトラスの甘い空」、「マーメイド・マドレーヌ」、「お菓子なワンピース」など、
想いのままに形にしました。
立体作品は、「マカロンの行列」、「スイーツの音楽会」、「紫陽花ティアラ」などなど。
お菓子を擬人化したり、イメージを形にしたりと楽しみながら作りました。
心にそっと、甘い風が届くといいな・・・。
機会がありましたら、どうぞ会場へお立ち寄り下さませ。
5/14～6/1
和紙スイーツ展・ショートケーキの風
さくら さくら
さくらと包み
和紙が映す
風の形
おしゃべりが
光と溶け合い
紙と人と
和と洋と
温かな色と形が包んでいく・・・
さくらと包み
小さな包み
大きな包み
心もまた、桜の色に包まれて・・・
～ さくらを贈る 山田てるみ展より ～
昨年、フランス・ボルドーで行った日本文化「伝統と現在展」
和紙の原料の一つ、ミツマタが鮮やかな黄色の花を咲かせる中、
その帰国展が、和紙のふるさとで始まりました。
入口には、皆で名前を記した懐かしのポスター
祈りの折り鶴
ボルドーで飾った作品
その想い出
そこから生まれた新たな形
皆の想いの作品が再び並ぶ
会場ではボルドーでの展示映像も流れ、
同じ作品を見つめながら不思議な感覚に・・・
ボルドーで初めてチャレンジした、タペストリー作品「甘い流れ」
今回は、天井から吊るしました。
裏から見える形、透けた和紙の様子がまた面白く、
ここから新たな広がりが・・・
会場正面には、咲き始めた四季桜
これからどんな風景が、作品と溶け合うのでしょうか。
これから約２か月間の展示です。
花々に囲まれた和紙のふるさとへ、どうぞお立寄り下さいませ。
3/19（火）～5/12（日）
日本文化「伝統と現在」帰国展