夕方、空が色づいているのに気づいた。
心躍らせ見上げた空
一年で一番昼が長い、夏至の空
光る薄い雲
ピンクでもありオレンジでもあり
色の名前よりもその美しさに夢中になる。
刻々と変わる空
きれいな空色が現れる。
夕暮れとは思えないような色
透ける雲
重なり合う美しい2色
大好きな空
本当に好きなものは、気づくとそこにいるんだな。
月が出ている。
高いところの月の空
それはまた違う空の色だった。
夏至の空
味覚を形に
和紙スイーツのワークショップ
私自身、大好きなクッキー作品
和紙のぼかしが焼き色のようだと、重ねるとクッキーみたいだと、感激した最初の想いが巡る。
重ねて色を作る。
ひもや丸にしてトッピングする。
和紙を感じて、自由に表現して欲しい。

一人一人の作品ができあがっていく。
終了後に小さなお菓子を頂いた。
作品に添えると、それもまた作品のよう!
皆さんに和やかな笑顔が溢れる。
「自分が食べたくなるようなクッキーは、どんなクッキーなのか考えました。
味覚を形にしたのは初めて!」
・・・そんなご意見を頂き、ハッとする。
彼女は本物のクッキーを添えて、おばあ様にプレゼントするそう。
「食べられないのは、かわいそうだから!」と。
皆さんのクッキーを並べる。
ニコニコ笑顔
私もたくさんのことを感じる。学ぶ。喜ぶ。
ワークショップっていいな。
中はシロ
20年くらい前、よく図書館に通っていた時期があった。
近くに小さな商店があり、いつも手作りのサンドイッチが並んでいた。
数回買ったことがあり、ふんわり優しい味だった。
久しぶりの図書館
同じお店に、同じサンドイッチが並んでいた。
変わらぬその姿がなつかしい。
中に入り、サンドイッチを買った。
「これ下さい。」
「ありがとう。」
お店に座っていたのは、お洒落なおばあちゃんだった。
ふと懐かしいお菓子が目に入った。
なごやん
「これも下さい。おやつによく食べました。」と追加した。
おばあちゃんは笑顔で
「これは中がクロじゃなくて、シロだから優しい味だよね。」と。
「中がシロ?」
・・・そうそう、これは中が白餡ベースだった。
2人で「だから優しい甘さで美味しいですよね。」と会話した。
緑あふれる公園で、サンドイッチを食べた。
ラベルの製造者に、商店と同じ苗字の女性の名前が書いてあった。
あのおばあちゃんが、ずっと作っているのかな。
20年前は話しかけたことも、話しかけようと思ったこともない。
今は何気ない会話がとても嬉しい。
幸せな気持ちでいっぱいになる。
中はシロ
なごやんも、変わらぬ優しい甘さだった。