その日の高知は、薄い和紙のような雲が浮かんだ秋空でした。
「いつか典具帖紙(てんぐじょうし)の里で展示ができたら・・・」と夢見ていた作品展。
それは北古味可葉さん、酒井敦美さんとの和紙をご縁にした出逢いから、3人展という何より幸せな形での展示となりました。
「紙逢わせ(しあわせ)」をテーマにした、三人三様の和紙づかいの展示会場は、それぞれの色を放ち初日を迎えました。
和紙スイーツの会場でも訪れた方々と、温かな会話を重ね豊かな時間となりました。
「甘い世界ですね。」
「和紙も喜んでいるようですね。」
「幸せな気持ちになりました。」
「何だかお腹がすいてきて、お菓子が食べたくなってきました。」
・・・などなど、ご覧頂く方からたくさんの嬉しい言葉を頂き、まさに至福の時。
今回テーマの「紙逢わせ(しあわせ)」には、和紙と出逢う幸せ、人と出逢う幸せへの想いを込めています。
和紙との出逢いがあり作品が生まれ、これまでの歩みも人との出逢いがあればこそ。
今回の展示もたくさんの方々のご協力を頂き、初日を迎えることができました。
またこれから会場で、新たな出逢いが広がってゆく喜び・・・。
作品をご覧頂いた方に、和紙の温かさと共に、ふんわり幸せな気分をお届けできたら嬉しく思います。
展示は9/26(日)まで続きます。 →詳しくはこちら
機会がありましたら、ぜひ会場へお越し下さいませ。