1枚の和紙が、手から形が変わってゆく。
ねじると紐になる。
薄い色が集まり濃い色になって。
向こうの色が透ける、2色が重なり違う色が見える。
スローモーションのように形を保つ。
花には花の、空には空の世界があるように、
和紙には和紙の世界があるんだな・・・と思う。
桐箱に入った小さなおひな様
やわらかな春を願いながら。
2/13(土)和紙スイーツワークショップ「ひな祭り」
和紙スイーツとは、和紙を用いてお菓子から広がる
イメージを表現した倉 美紀のオリジナル作品です。
1枚の和紙が、手から形が変わってゆく。
ねじると紐になる。
薄い色が集まり濃い色になって。
向こうの色が透ける、2色が重なり違う色が見える。
スローモーションのように形を保つ。
花には花の、空には空の世界があるように、
和紙には和紙の世界があるんだな・・・と思う。
桐箱に入った小さなおひな様
やわらかな春を願いながら。
2/13(土)和紙スイーツワークショップ「ひな祭り」
白い和紙に糊を塗り、色和紙を貼り合わせる。
淡い和紙が色濃くなり、濡れた路面のよう。
乾いた同じ和紙を隣りにふわりと置いてみる。
それぞれ別の顔
和紙の耳がフリフリと。
乾いた和紙と濡れた和紙、なんだか波打ちぎわのよう。
咲き始めたヒヤシンス
澄んだ香り、なつかしい香り
すっと上に伸びながら、手を開くように。
上からのぞく。
小さな口がおしゃべりしそうな。
みんなで歌っているような。