洋菓子に四季を重ねて

| 2017.02.07 Tuesday

久しぶりに作る洋菓子の立体作品

本物のケーキをいくつかじっくり観察する。
大きさ、色、香り、飾り、味、名前・・・
華やかなケーキは、たくさんの美しいものをまとっているんだね。

 


どんな形がいいのかな。
どんな色がいいのかな。
どんな飾りがいいのかな。

イメージの色を決めていく。
ピンク、緑、茶色、白
それぞれ何のケーキにしようかな。
どんなデザインにしようかな。 

 




和紙を広げて色を見る。
グラデーションがきれいだな・・・
薄い和紙を重ねて見えてくる色に、何度も何度も心ときめく。
どの部分を使おうかな・・・
緑のケーキは、ピスタチオかな。

 



ピンクのケーキはビスキュイをつけて。
ころころぷっくりかわいい形
穴のあいた落水紙を重ねて表情を出す。
ピンクを1枚重ねたら、ビスキュイもほんのり春色に。

飾りはやっぱりフランボワーズ。
丸めた和紙をたくさんたくさん・・・

 






ショコラのケーキは、シックだけれどキラリと光る大人のケーキ
どんな飾りにしようかな。
果物じゃなくて ナッツがいいな。
ナッツから、実りの秋をめぐらせる。





最後のケーキは真っ白に。
飾りの色を迷ったけれど、白1色で作ってみよう。

和紙をよって紐状に
光が当たってきれいだな・・・
それをつないでくるりとまいて。
コームでつけた模様のように・・・


 



いつの間にか、4つのケーキは四季のよう
春・夏・秋・冬

それぞれの色
それぞれの形
それぞれの物語


 

洋菓子にもまた季節を込めて・・・

 

分ける~集まる

| 2016.08.26 Friday

教室の準備をする。
大きなものを小さく分ける。
小さなものがたくさん集まると、また楽しい何かに見えてくる。



濃淡のある紺色の和紙
1人分ずつ、小さく切り分けていく。
濃紺、青、混じり合うところ・・・1枚1枚ちがう顔に分かれていく。


穴の開いた落水紙
大きな穴や小さな穴
水が落ちてできた、自然の形



手すきの土色和紙
手の跡が残るその和紙は、切り分けてもひとつひとつに表情がある。





らくがんのような長方形
小さなパーツがたくさん集まると、また楽しい何かが生まれそう。
思わず並べてみたくなる。








小さく分かれた、それぞれの和紙
小さな形の上に、またたくさんの和紙が集まってくるんだね。

1人1人の手から、どんな顔が生まれてくるのかな。

秋の和紙スイーツ教室~お月見~


夏休み親子教室~和紙で作るカップケーキ~

| 2016.06.13 Monday

昨年、初めて行った「夏休み親子教室」
お母さんの手と子供の手
重なるその手が、何とも素敵だった。





薄い和紙をよって紐にしたり、
ねじったり、
丸めたり・・・
柔らかで強い和紙は、粘土細工のようなのかな。
想いの形になってくれる優しい紙なのかな。 





この和紙、何からできてるのかな。
和紙は、日本の素敵な紙なんだよ。
この和紙、世界で一番薄い紙なんだよ。
・・・そんなお話も、少しできたらいいな。 





今年のテーマは、カップケーキ
ぐるぐる巻いたクリームや、自由な形をトッピング
どんなお菓子ができるかな・・・


夏休み親子教室「和紙で作る・カップケーキ」 


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