薄い和紙を細い紐状にすると、まるで糸のよう。
色とりどりの細い紐
その線で模様を描く。
おめでたい干菓子の模様
「祝う」をテーマに干菓子を作る。
小さな姿に想いを込める。
作っているうちに、ふとある物語りが浮かんだ。
干菓子一つ一つに名前をつけてみる。
名前をつけたとたん、楽しい物語りが広がっていく・・・
富士山とうさん、帯子かあさん、
松竹梅三兄弟
松之助、梅子、竹男
いとこの菊正宗に菊姫、黄桜さん
亀造おじいさん、鶴子おばあさん
稲田豊作おじさん
その姿かたちを見つめていると、人物像まで浮かんでくるよう。
他にもシャープな文様の大文様子さん
鮮やかな水色はフランス帰りの網あみ男くん
高山生まれの花餅子さんなどなど、
名前をのせた20個の個性豊かな干菓子たち
皆で何をお祝いしているのかな。
紙の温度講師展1/4(木)~1/27(土)