栗太郎のお友達

| 2018.12.02 Sunday

栗きんとん君に栗蒸し羊羹君、マロングラッセさん・・・
たくさんの栗のお菓子は、「栗太郎のお友達」





本物のお菓子を求め、それを見ながら制作していった。
栗きんとんの色
ベージュ、黄土、薄緑・・・
感じた色を重ねていく。





羊羹は最後に薄い和紙を1枚かける。
四角い角を折りながら。





イガオ君を作る。
毎日毎日、和紙をちぎってよって、先端を糊で固める。
それを刺して埋めていく。
作っても作ってもなかなか埋まっていかない。
毎日毎日、くり返したその作業






頭はそれぞれのお菓子
でも身体はどうしよう・・・
いろいろ考え、その包み紙からデザインすることに。


栗太郎の5人のお友達
栗の木に飾った。





トゲトゲのちょっとすねてるイガオ君
他の栗のお菓子を横目に独り言





「みんな美味しい美味しいってチヤホヤされて。
最初はみんな僕から生まれたんだけどなぁ・・・」

栗太郎展11/20(火)~12/8(土)紙の温度ギャラリー(日曜定休)


マロン響子ママ

| 2018.12.01 Saturday

マロン響子ママ
栗太郎のお母さん

もうずっと前から「優雅なバイオリニスト」と決まっていた。
だから漢字は「響子」にした。

和紙をよって作るマロンクリーム
ママのクリームは長く絞ったらせん状
すっと立った姿がエレガントな美しいママ







小物も紙で作る。
ママの小物はバイオリン
どんな形
どんな紙が合うのかな。





一方、お父さんは「カチ栗父さん」
職業は大工
こちらもずっと前から決まっていた。
カンナをかける姿が似合う
ひらひらと舞うカンナくずは、うすい典具帖紙で。





会場で、パパとママのことをお客様に説明する。
その設定を皆さん笑顔で聞いて下さる。
「そんな二人がどうやって出逢ったのですか?」
そうか、そこまでは考えていなかった・・・
そんな質問も頂き、物語がふくらむ。


先日、ある方が「出逢いはこれでしょ。」と言われた。
その言葉を聞いて、ハッとした!
素晴らしい発想に、感激!!
「そのアイディア頂いても良いですか!?」

バイオリニストのマロン響子ママ
大工のカチ栗父さん

そんな二人の出逢いは、
年末によく聴く
あの交響曲・・・

次の物語へと続いていく。




栗太郎展11/20(火)~12/8(土)紙の温度ギャラリー(日曜定休)


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