和紙スイーツとは、和紙を用いてお菓子から広がる
イメージを表現した倉 美紀のオリジナル作品です。
小さな花が集まった紫陽花
透けた和紙で作った四角は、寒天のよう
柔らかな和紙からできるシャープな角
新鮮な表情に、今もワクワクしながら作る作品
文化のみち橦木館さんからご縁を頂いた和菓子店「川村屋本舗さん」
四季折々の和菓子を楽しみに時々伺う。
6月は紫陽花の和菓子を頂いた。
透明感のある小さな四角が、きんとんの上にキラリ
それは紫陽花の露
水色やピンク色の露もあり、紫陽花の色が映っているのかな。
それとも花の色が移りゆく様子かな。
露が虹色に光っているのかな・・・などと想像する。
光に透かすと透明な露は、いろいろな色を映す。
キラキラと宝石のよう。
もうすぐ梅雨入り
紫陽花の露もまた美しい時ー
落雁のような長方形に、季節を重ねたシリーズ作品
６月は「紫陽花」
小さな花が集まった涼やかな紫陽花
薄紫、ピンク、水色・・・どんな色を重ねていこうかな。
紫陽花の小さな小さな丸いつぼみ
そこから開き始めた姿に、じゃんけんのチョキを浮かべた。
開いていく姿は、グー・チョキ・パーみたい！
開いた紫陽花
これから色づいてゆくのが楽しみな頃
愛らしい形、華やかな色、甘い香り
魅力的ないちご
近くでまじまじと見る。
半分に切ってみる。
もう半分に切ってみる。
中心は赤いんだね。
白いすじの形、果肉の色、グラデーション
和紙を合わせてみる。
果肉の赤、外側の赤
白いすじは、どの落水紙がいいのかな・・・
まじまじ見たいちご
想像の苺とも写真の苺ともちがう苺の顔
一切れのいちごの世界にも発見がいっぱい。