「自分の国の素敵な紙に、触れてもらいたい。」
そんな想いで始めた夏休み親子教室
毎年、小さな手で一生懸命作る姿が何とも愛らしい。
今年は初めての型紙作りにチャレンジ!
丸や四角のクッキーを作る。
自由な形も一つ入れて。
透けるほどに薄い和紙
初めて重ねた時、「クッキーの焼き色みたい!」と感激したことを思い出す。
美味しそうな焼き色ができるかな。
薄い和紙だから、いろいろな形になるんだよ。
丸でもヒモでも、手から生まれる自由な形
ちぎっても、どんな形になってもいいんだよ。
和紙と遊ぶように楽しんでもらえたらいいな。
夏休み親子教室
和紙で作る「スイーツ・リング」他
夏休み親子教室
和紙の花
和紙作家・佐治直子氏の「和紙の花」
ご自身で漉かれた和紙
考案された花のデザイン
紙の手しごと教室「和紙の花」
和紙を切る。
染める。
組み立てる。
型紙も下書きもない自由な形
クチナシで染めた自然の色
和紙が色を吸っていく。
乾かしてまた形作る。
どんな形も受け止めてくれる・・・佐治さんの優しい和紙
窓からの光こぼれる明るい教室
やわらかな空気
和やかな会話
一人一人ちがう花
それぞれの和紙の花
光に透けた感じもきれいだな。
「手でちぎっても、いいですか?」
「シワをよせても、いいですか?」
「茎の色を白に変えても、いいですか?」
感じたままを手にのせて、自由に作れることがとても嬉しい。
すっと細い茎をグラスに立てる。
一輪挿しが良く似合う・・・
なにか物語りが始まりそうな、和紙の花
佐治直子氏「紙のてしごと教室」
ギャラリー ドゥ・セーヌ八事
軽やかに保つ
お砂糖で作る甘い世界
華やかな夢のような空間
「Honey potシュガークラフト作品展」
ひとつひとつを染めた華やかな色
ひとりひとりの想い溢れる作品たち
作品ごとに1枚の和紙が添えられている。
作品に合わせたそれぞれの色
軽やかに作品に寄り添い、手でつくられたその形を保つ。
洋菓子の世界と典具帖紙
布とはちがうその表情
素敵な使い方に嬉しい気持ち溢れていく。
「3月の春と4月の春は、そのテーマが全くちがうのです。」
そうおっしゃった先生
3月の今ならではの菜の花
皆の笑顔を誘う、愛らしい土筆
洋菓子とは異なる空気を放つ、和の作品たち
菜の花作品の下には、想いの和紙が。
楽しい丸い模様
そこから透けて見える色
作品からつながり、菜の花畑広がるよう。
日に日に春に近づく時
心も花開き、優しい花々で埋まっていく・・・
~3/20(月・祝)まで
Honey pot 第8回シュガークラフト作品展
文化フィーラム春日井ギャラリーにて