落雁のような小さな長方形に、季節を重ねた教室シリーズ作品
今回のテーマは「夏祭り」
浴衣を着て出かけた夏祭り
紅く染まる夕暮れの空
屋台に光が灯る。
楽しい金魚すくい
どの金魚をすくおうかな・・・
楽しみなリンゴ飴
ふんわりと甘い香りの綿あめふわふわ
水風船の淡い模様
日が暮れて夜空にあがる花火
光と重なる色とりどりの色
オーロラという名前のついた和紙
打ち上げられた青い花火のような
和紙の色
和紙の柄
和紙の模様
和紙の物語り
小さな世界の夏祭り
それぞれにどんな物語ができるのかな。
和紙スイーツ1日教室「夏祭り」
紙の温度にて開催
和紙もよう
| 2019.05.31 Friday
僕の色(4) 記:栗太郎
| 2019.05.26 Sunday
僕はあれから和紙を何度も何度も染めてみた。
たくさんの色ができた。
同じ染液でも毎回少しづつ色がちがった。
自然の色はみんなちがっていいんだね。
紅茶で染めた赤みの色
栗で染めた黄みの色
この二つの色を僕は大好きになった。
栗の染液で、便箋と封筒を染めた。
栗模様も描いた。
栗のラベルも染めてみた。
紙が変わると、栗色も変わるんだね。
カノウさんからもらった大切な栗の染液
僕はカノウさんにお礼の手紙を書いた。
僕の染めた和紙
どんな作品になるのかな。
9歳のお誕生日に
| 2019.05.19 Sunday
今年、庭に植えた鈴蘭が初めて花をつけた。
見つけた時、何とも嬉しい気持ちになった。
1年に1回、お誕生日のお祝い作品を作る。
10年間続く幸せなご依頼
今年は9回目、9歳のお誕生日
もうあと1年なのだと感慨深くなる・・・
毎年作品に名前をつける。
想いを込める。
今年の作品は「音」
私が小さい頃、祖父母と一緒に過ごしていた。
きっと溢れるほどの愛情を毎日毎日もらっていたのだと思う。
それは自然なことだった。
大人になり、心の奥底にいつも温かなものがあると感じるようになった。
声なき声のように。
大切なメッセージを想う。
心が感じる声。
その声をその音を思った時、鈴の音が浮かびまた同時に鈴蘭の花が浮かんだ。
愛らしい鈴蘭
他の花にはない何かを持っているようでもあり。
鈴蘭の花模様をつける。
上には鈴蘭の花束。
その女の子が大好きな紫色のリボンをつけて。
彼女が大人になった時、今の温かな時間がいつか声になって感じる時がくるのかな。
温かな声
すずらんの花がゆれるように・・・
お誕生日おめでとう。