透けるほどに薄い和紙「典具帖紙(てんぐじょうし)」
和紙スイーツができるのは、この和紙あればこそ。
一粒のぶどう
うすい緑、青、紫色・・・皮の下にある色、感じた色
1枚1枚重ねていく。
薄い和紙から生まれる微妙な色合い
細い紐にもなり、線にもなる。
メロンの皮に、絞ったクリーム
シャープな線が、柔らかな曲線に添う。
これもこの和紙だからこそ。
一枚だと透明感に。
こんなに薄いのにちゃんと形を保ってくれる。
和紙の力
1枚の平面の和紙が、花びらにもなり花芯にもなる。
やわらかく軽やかなレースにも
美しいグラデーションは、染めの色そのままに。
10年間のカレンダーの表紙に合わせて、ケーキを一つずつ置いていく。
どの表現もこの和紙ならでは。
10枚の表紙
10個のケーキ
カレンダー10年の甘い季(とき)
カレンダー展(8)この和紙だからこそ
8月4日和紙の日
8月4日「和紙の日」
教室でお世話になっている紙の温度さんで、スタッフ皆さんがつけていたバッジ
私もつけて、親子教室を行いました。
和紙で作るクッキー
和紙って、どんな紙なのかな?
作りながら触れながら、何を感じるのかな?
作り終えて、どんな紙だと感じたのか聞いてみた。
「和紙は、〇〇な紙」
子ども達ひとりひとりが、感じた〇〇を一生懸命書いてくれた。
もともと自分の国の紙が、とても素晴らしいことを伝えたくて始めた親子教室
終了後、あるお母さんと和紙の話をしていた。
「今日のこと記憶に残らなくても、何か感じてもらえたら・・・」と、話している時だった。
隣で聞いていたお子さんが、「私、今日のこと残ります!」と元気に答えてくれた。
今日は和紙の日
そのまっすぐな目と声を、私もまた忘れないと思う。
和紙スイーツ・夏休み親子教室「スイーツ・リング」
夏休み親子教室~和紙で作るアイスクリーム~
夏休み親子教室
定期教室を開催している中央ライフカレッジさんで。
親子教室はたくさんの体験メニューがあり、いつも大賑わいのイベントなのだそう。
今年初めて参加させて頂いた、和紙スイーツ体験教室
和紙で作る「アイスクリーム」
和紙って、私たちの国のとっても素敵な紙なんだよ。
何から出来ているのかな?
毎日使っている和紙があるけれど、何かな?
少し入れた和紙の話も、熱心に聞いてくれて嬉しいな。
一生懸命作る小さな手
それを手伝うお母さんの手
優しく交わるその手にいつも温かな気持ちになる。
最後は楽しいトッピング
なんとも個性豊かで、完成を見る度に大感動!
薄い和紙を丸めたり、線を描いたり、ふわりと浮かせたり・・・
「自分で考えたの!?」
ついつい夢中で尋ねてしまう。
見せてね・・・と、くるりとこちらを向けたら、アイスにお顔が!!
作った女の子と一緒のかわいいかわいい笑顔だった。
また感動・・・
みんなすごい!!
もうみんな和紙と仲良しだね。
中央ライフカレッジ「夏休みキッズ1日体験」