| 2012.07.19 Thursday
向き合う馬の模様のチョコレート
一つはミルク色、一つはキャラメル色
小さな和紙スイーツ
どんな世界へ行くのかな。
~ ラッピング工作家・山田てるみ氏 ~
その世界は、優しく温かく心地よく・・・
ホテルのロビーという重厚な空間に、作品が優しく溶け合い包みます。
色も形も光も影も、皆美しく・・・
想いをも包んだいくつもの形が、額の中で物語のよう。
紙とリボンと、思い出の品々と・・・
木の実に、小さな動物に、鉛筆やパスタまで。
一つ一つがアルバムを開くよう。
おじい様が大切にされていた「メロンの種」
その色は、優しく時を重ねたシャーベットオレンジ
美しい楕円から生まれた、手作りの小さな花
そんな優しい世界に行った和紙スイーツ
2色のチョコレートは、両側で馬が見つめ合い、
互いの色に移りゆく・・・
四角い形は、キャラメルのよう。
甘く溶ける時間かな・・・
作品タイトルは、「包」かなたへ
見えない世界へ、想いを馳せて・・・
作品と空間と、人と
包まれる世界
羽ばたく世界
7/3~7/31
山田てるみ氏 wrapping アッサンブラージュアート展「永遠の贈り物」
ウェスティンナゴヤキャッスル(ロビー)
| 2012.07.15 Sunday
楽しいな。
和紙を重ねて包んで、折って、ちぎって、
同じ材料が、みるみるその人の色に形になっていく・・・
それぞれの花が咲いたよう。
和紙スイーツ教室での皆さんの作品
私にとって毎回、感激の時間です。
それぞれの手から生まれる世界
・・・どうなっていくんだろう・・・と、
見つめながらわくわく心躍る想い。
小さな切れ端も、華やかな飾りに・・・
優しい和紙は、手から想いの形になっていくのかな。
皆さん和紙とも遊んでいるよう。
見ているだけで嬉しいな・・・。
「先生が一番楽しそうですね。」
教室中、そう言われることもしばしば。
小さい頃の夢だった「学校の先生」
形は違うけれど、教える楽しさ、触れ合う楽しさは何とも幸せな時間
それぞれの夏のスイーツ
溢れる笑顔と一緒に
ふんわり夏空に羽ばたきそう・・・
| 2012.07.09 Monday
竹炭、赤土などで描かれた和紙の上に、ご夫妻撮影の写真
さらに洋紙が貼り合わされ、宛名面は美しい白
小原和紙工芸作家、加納登茂美・恒ご夫妻の展示会ご案内葉書
一枚一枚、豊かで温かなお葉書です。
展示の一部に和紙スイーツ作品をご一緒させて頂くため、何枚か頂きました。
ご夫妻からのご案内は、いつも一枚一枚が作品のようです。
お皿にえんどう豆、水槽の中の風景、黄色いチューリップの花びら舞う光と影・・・
写真に和紙の柄が透けて、さらに趣き深い表情に。
その上に綴られた、心吹き抜けるようなメッセージ・・・
展示会はもうここから始まっているようです。
えんどう豆は、キッチンから生まれたお写真とのこと。
食べ物ってなんだか楽しいな。
ぐるりと丸く囲んだ豆たちの楽しい世界
見ていたら、えんどう豆が作りたくなって・・・
お皿の上の食べ物を、ずっと眺めていられることが楽しいのかな。
何だか私も楽しい世界が始まりそう・・・
7/31~8/5
加納登茂美・恒ご夫妻「掌の記憶」~イリュミナシオン・幻視の風景~