「紫式部」
今年の春に届いたご飯茶碗の名前
陶芸家・藤平三穂さんの作品
栗太郎の椅子も藤平さん作
この秋の栗太郎展には、新たに家族の椅子も登場する。
今年の初めからその注文で、時折りメールのやりとりをしていた。
紫式部の写真を添えながら ・・・
・・・・・・ この小さな花は何だろう。
ある日、鉢植えに愛らしい薄紫の花が咲いていた。
初めて見る花だった。
・・・・・・!!
それは昨年買った紫式部!
いつも枯らしてしまい、花をつけたのは初めてだった。
藤平さんのメールに花の写真を添えた。
椅子はもういくつか出来上がっていると教えてくれた。
実が色づき始めた頃、栗太郎の家族の椅子が届いた。
お父さん用、お母さん用、妹用
どれも個性豊かな椅子で、感激した!
それぞれの椅子に作品を座らせ、感動を伝える。
小さいながらも美しい紫色の実がついた。
メールに写真を添える。
昨年の秋、一緒に過ごした京都
散策中、紫式部を見つけ夢中だった私を思い出すとメールにあった。
お茶碗のデザインも名前もそこからだった。
外側は、水色と青い水玉模様
それが内側に続き、水玉は小さくなって紫色に・・・
「紫式部」
毎日大切に使っている。
物語りをのせた大好きなお茶碗