花束を頂いた。
箱を開けたとたん、春の香り。
チューリップ、マーガレット、スイトピーにかすみ草・・・
優しい春色の花々
もうすぐ咲きそうな花
開いた花とは違う、
何か独特な空気をまとうよう・・・
ふんわり開く花びら
少し見える花の中
花からも、こちらの世界が少しづつ見えてくるのかな・・・
新しい世界の光は、眩しいのかな。
心地良いのかな。
嬉しいのかな・・・
つぼみ
| 2015.03.27 Friday
おかし
| 2015.03.05 Thursday
「おかし」
その文字も、響きも楽しい気持ちにさせてくれる。
大好きなお菓子
お菓子はいつもそばにあり、
お菓子作りはずっと身近なものだった。
小さい頃から続いていた大好きな時間だった。
・・・ここ数年、それは遠いものになってしまっていた。
久しぶりに、本当に久しぶりにお菓子を焼いた。
桜をのせた小さな焼き菓子。
粉とバターとお砂糖と・・・
日持ちのするはずの材料もまた、遠いものになっていた・・・
新しい材料を求め、準備をした。
器具を出し、慎重に計り、作っていく。
オーブンに入れ、少し焼いてから桜をのせた。
焼き上がり近くなると、甘い香りが漂ってくる・・・
部屋中がオレンジ色に色づくようで、この時はいつも幸せな気持ちになる。
お菓子を作るのは、いつも誰かに贈るため。
その人の顔を思い浮かべる・・・
お菓子を包む。
紙を選ぶ。
リボンをかける。
「おかし」の向こうに見えるもの・・・
それが何より嬉しいのだと思う。