季節ごとに作品を選びながら作ってきた、和紙スイーツカレンダー
おかげ様で今回で5年目を迎えました。
記念の表紙には、2009年から5年間の1月作品を並べ、糸が遊ぶように09~10~11・・・と刻んでいます。
続けていくことで、形になっていくもの、新たな出逢いと広がり、変わらないもの、そこから見えてくるもの・・・
表紙の下にある帯
その中に、5年間刻み続けた小さな文字
それは英語とフランス語
英語は、12か月の作品タイトルを
フランス語は、一文のメッセージを・・・
小さな小さな文字を、毎年2人の友人と真剣にやりとりしています。
英語のタイトルは、作品イメージに一番近い英語は何だろう・・・と、
毎回、頭悩ませてくれます。
こんな小さな文字なのに・・・
フランス語で綴ったメッセージは、作品たちがみる夢・・・
最初の年は、「私たち(作品たち)は、いつかパリへ行くことを夢見ている・・・」と綴りました。
その後、「行けるかも知れない・・・」と少しづつ文章が変わり・・・
今回はどんなメッセージにしようか・・・
いつものように友人と何度も話し、
辿り着いたのは、和紙スイーツから伝えたい変わらぬ大切なもの・・・
今回は、そんな原点に返ったメッセージを綴っています。
小さな小さな文字
想いのせた大切な形
小さな文字に
| 2012.10.21 Sunday
虹
| 2012.08.20 Monday
朝、水やりをしている水滴から
ガラスを通した光から
突然、現れる小さな虹
虹が現れたとたん、
見つめる先は虹
心も虹で埋まるよう
帰省先のカフェ
窓際の席
座ったとたん、虹の線
ガラスの角から屈折して射す、虹の光
白いグラスは、虹色に
白いお皿は、虹模様
時間と共に薄れゆく虹・・・
つかの間の虹
過ぎてしまえば、夢のよう
いつかまた出逢う虹
出逢う夢
小さな世界
| 2012.06.07 Thursday
目に映る小さな世界
窓から眺めるいつもの景色
日差しが強くなってきたんだな・・・
斜めに射す光がきれい
紫陽花が色づいて・・・
ぼんやり眺める小さな世界
お皿の上の小さな水羊羹
外へ手を伸ばしてみたら、急に大きな山のよう・・・
溶け合う緑がきれいだな
山は光のグラデーション
小さな粒は、何が光っているんだろう・・・
ガラスの器は、どこから虹色をもらってきたのかな・・・
小さな小さな世界
心大きく広がる世界