栗太郎

| 2010.09.29 Wednesday

 名古屋でもようやく涼しい秋風を感じるようになりました。
秋の味覚「栗」も、これから旬の季節を迎えます。

和紙スイーツの中に、「栗太郎」という作品があります。

もともと半立体の額装作品が、和紙スイーツの主なスタイルなのですが、ここ数年「立体作品」にもチャレンジしています。

初めての洋菓子・立体作品は、モンブラン。
あくまでも和紙を用いて、ただのモンブランを作りました。

ある時、そのモンブランを旅のお供に、光の切り絵作家・酒井敦美さんが四国へ連れて行ってくれました。
酒井さんは、現在高知の「紙逢わせ展」でもご一緒している、素敵な作家さんです。
 酒井敦美さんHP

そして現地で撮られた写真がこちら。
酒井さんの素晴らしいカメラの腕前とも重なって、それはまるで生きているかのよう・・・。
立体モンブランは四国の旅で「栗太郎」という、愛らしい名前をつけてもらいました。

高知市日曜日の風景 (9).jpg道後温泉 (7).jpg


その後、和紙スイーツに「栗太郎作品」が生まれ、栗太郎が日々の中でお茶を飲んだり、恋をしたり・・・という、自分でも不思議な世界に広がりました。
時々自分と重ねながら、楽しんで作品にしています。


栗太郎「幼い頃」            栗太郎「ゆっクリ」

栗太郎は只今、高知の展示会場でたくさんの方と出逢いを重ねていることと思います。