1枚の小さな白い紙
これがこんなに豊かな表現になるなんて・・・
橦木館での展示会場内で行った初試みのワークショップ
白い紙に典具帖紙で飾りをつける。
ハサミを使わず手でちぎる。
リースに貼ってお客様参加型作品に。
和紙を選ぶ。
手でちぎる。
「こんなに薄い」「柔かい」「立体的になる」などなど、皆さん初めて手にする和紙に驚きの声
自分で考えて自分で作る。
自分で感じて自分で形にする。
最初は戸惑う方
デザインを悩む方
それでも途中から皆さん夢中になっていく。
土台の白い紙から生まれる形は何とも豊か!
キャンディーにちょうちょ、ツリーに靴下、富士山に家に魚に鳥に猫
出来上がる度に驚きと感動が!
だんだんリースが埋まっていく。
まさに老若男女、大人も子供も知らない人も輪になって和気あいあい。
本当に暮らしていたその空間は、家にいるような和やかさがある。
すぐ後ろにあった障子にそっと置いてみる。
これもまたステキ!
楽しいな。楽しいね。
だんだんリースが埋まっていく。
最終日にはどこに貼ろうか・・・と悩むくらいに。
和紙の良さを伝えたいと思っていたけれど、なにか難しいことを言わなくても皆ちゃんと感じてる。
透ける、色が重なる、紐や丸に形がかわる。
典具帖紙ならではの表現を楽しんで、その人ならではの形が生まれてくる。
美しい、楽しい、面白い!
人はみんなアーティストだね。