この時期になると、リビングに温かな光が差し込んできます。
制作中の作品や和紙に光が当たると、急にキラキラと輝き出すようで
その美しさにふと見入ってしまいます。
光の力は本当にすごい・・・。
私が使用している和紙・典具帖紙はとても薄いので、その影もまた薄く、
美しく感じます。
光と影の魅力を感じるようになったのは彼女との出逢いからでした。
光の切り絵作家の酒井敦美さん。
彼女の作品は光と影の世界を行き来し、驚きと共にその奥に広がる物語を感じて・・・。
もうすぐ酒井さんの作品展があり、とても楽しみです。
私にとっては典具帖紙1枚が、光と影のようです。
黄色の和紙は光のよう。
グレーの和紙は影のよう。
作品に重ねると光と影を作ってくれます。
これからも和紙と共に、光と影を感じていきたいと思います。
和紙の魅力「光と影」
| 2010.10.24 Sunday
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