ボルドー記(1)「日本文化・伝統と現在展」サン・レミ教会展示会場より

| 2012.12.14 Friday

世界遺産の場所、ボルドー「サン・レミ教会」
見上げると美しく高い天井・・・造形、自然光ふり注ぐ豊かにきらめく空間

そこで行った「日本文化・伝統と現在展」
和紙・染織・書・絵画など、約20名の作家による合同展
それは美しく神々しい場所で、かけがえのない出逢いと絆を深めた時間となりました。





皆それぞれが、この壮大な空間と向き合いながら展示した作品たち。





和紙スイーツの展示は、美しい柱にタペストリー作品を。
作品タイトル「甘い流れ」



洋菓子と和菓子の立体作品



和菓子作品の一つは、「四季の和菓子」
もう一つは、桜をテーマにした「包みと和紙スイーツ」
~ラッピング工作家・山田てるみ氏とのコラボレーション~


作品の向こうにも、作品が見えて・・・
何とも豊かな空間です。




もうひとつ、この展示会の大きな要素「ワークショップ」
会期中、会場内で毎日ワークショップが行われていました。

書・篆刻・和紙漉き・染め・和とじ本・風呂敷包み・文香・折り鶴・・・などなど。
和紙スイーツも行いました。
どのワークショップも皆さんとても楽しんでいらして・・・言葉はいらないのかも知れないな・・・と。





会期中、いろいろ感じた、かけがえのない時間でした。
展示会場を行き来しながら目に映った美しい光景、足を伸ばした観光地、
美味しい食事、楽しんだスイーツ・・・

新たな場所での新鮮な感覚
初めての経験と感動
場所は違っても心は同じだと感じた想い、変わらない大切なもの・・・

3週間、日常を離れてこそ感じた想いを、これから少しずつ綴っていけたらと思います。

今まだぼんやりと、どこか遠くを感じているようで・・・
遠くも近くも同じようでもあり・・・

今、この場所が一番幸せだと感じながら。