「あともう少しだから手伝って!」
終わりゆく夏―
終わらない宿題を前に、小学生の頃そう母にせがんだ。
母の一撃
「あともう少しなら、自分でやりなさい。」
・・・・・・
あともう少し!と思うと、今もその言葉が浮かんでくる。
色を調合して和紙を染める。
微妙な薄茶色
目指すマロン色まで、あともう少し!!
和紙スイーツとは、和紙を用いてお菓子から広がる
イメージを表現した倉 美紀のオリジナル作品です。
「あともう少しだから手伝って!」
溶けそうに暑い日―
和紙で作る「アイスクリーム」
3回の春日井市民講座、最終回
「この和紙、アイスのコーンみたい!」
アイスクリームのきっかけは、格子柄の落水紙から。
黄土の和紙を重ねてこんがりコーンに。
まんまるアイスにフリルをつけて、それぞれ想いのトッピング
たっぷり苺の果肉、苺アイスに浸みた紅茶味
お花のような花咲くアイス、スイカの飾りもついてるよ。
ブルーベリーの鼻にオレンジの耳!!
こんなアイスがあったらいいな!
どんな味がするのかな⁉
初めての3回市民講座 「また来月ね!」
同じ方と会える喜びを感じて。
秋にまた会えるといいな。
透ける。
典具帖紙の大きな魅力
その向こうを柔らかく包むように透かす。
春日井市民講座~和紙スイーツ®「夏の和菓子3種」~
ピンクの濃淡和紙を重ねて作る「朝顔」
ひも状に形を変えた「紫陽花」
夏のお菓子の透け感は、典具帖紙ならでは。
3つ目のお菓子には、想い想いの菓銘をつけて頂いた。
皆さんのお顔も涼やかに。